クリーニング代が3,000円以上浮く!? 自宅で簡単に「はっ水加工」ができるって本当?
お洗濯の強い味方、クリーニング店。どんなときに利用していますか?
わが家では
・ワイシャツ(ハンガー仕上げ)
・ダウンなど洗濯で絶対に失敗したくないもの
でしょうか?
同時に店員さんに強くおすすめされるのが、オプションの「はっ水加工」。
衣類によりますが、近くのお店では1点につき500円前後します。
これを自宅で簡単にできないものかと考え、ネット検索で見つけたのがニクワックス社の「強力はっ水剤」。
筆者が初めて「はっ水加工」にトライした様子をご紹介したいと思います。
■クリーニングはもったいないけど「はっ水」したい子ども用ジャンパーで挑戦してみた!
子どもたちが使用するジャンパー類は、型崩れなんておかまいなし。汚れるたびにジャブジャブ自宅でお洗濯します。
汚れはきれいに落ちるのですが、洗濯を繰り返すたびにはっ水性が失われるのを感じます。
買ってから1年たった息子のピステ(サッカーの練習時に着る防寒アイテム)。
霧吹きで水をかけてみました。
洗濯を繰り返したので、はっ水性はこんな感じ。水分がベターと生地にしみ込みます。
これまで防水スプレーも試しましたが、本当に効果があるのか、正直疑問でした。
繰り返し汚すトレーニングウエアなどは、雨の日もフル活用。特に強力な「はっ水性」がほしいですよね。
今回ネットで見つけたニクワックス社の「強力はっ水剤」を使ってみることに。(1,400円ほどで購入)
■プロセス1「普通に洗濯をする」
汚れをきれいに落とすことで、はっ水剤が付着しやすくなり、より効果が期待できます。
ニクワックス社の推奨の「洗濯用洗剤」もあるので、一緒に使うとより効果的だそうです。
■プロセス2「つけ置き10分」
この「強力はっ水剤」は、そのまま洗濯槽に入れて使えるようですが、ジャケットなら1着につき300ml(まるごと1本)も使うそう。
それはちょっともったいないので、付け置きの方法をとることにしました。
付け置きならば、6リットルに対して使うはっ水剤の量は50ml。
ボトルのキャップには計量のメモリがありませんが、キャップになみなみ入れるとちょうど50mlでした。
温水がより効果的とのことなので、温水に溶液を溶かします。
筆者は洗面台を使用しましたが、バケツやお風呂でもできそうです。
手荒れが気になる人はゴム手袋の着用をおすすめします。
手もきれいにはっ水されてしまいますから……。
■プロセス3「普通にすすぎと脱水」
つけ置きが完了した衣類を軽く絞り、洗濯機へ移動。普通のコースですすぎ(1回)と脱水をします。
■プロセス4「陰干し」
形を整えシワを伸ばした衣類を陰干しに。
■水玉がかわいすぎる!期待以上のはっ水効果!
さて、はっ水効果はどれほどなのか、さっそく霧吹きしてみました。
吹きかけた水がたちまちコロコロと水玉になって、しばらく置いても衣服に染みる様子がありません。
子どものジャンパー類を中心に、1本で10着のはっ水加工ができました。
衣類の劣化の状態も影響しますが、充分満足できる仕上がりでした。
クリーニング加工料が1着500円と考えれば、10着で5,000円分の効果です!
購入した「強力はっ水剤」は1,400円で購入したので、差し引き3,600円の節約です。
クリーニングでケチっていた「はっ水加工」が、自宅でこんな簡単にできるなんて!
皆様もぜひお試しください。