箱が魅力的で、キレイがずっと続く!「りんご箱収納」メリット&使いこなしポイント

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今までいろんな収納グッズや方法を試しては失敗を繰り返してきた筆者。
しかし、ようやく自分に合った収納方法を見つけることができました。
それが、今回紹介する「りんご箱」を使った収納です。
■そもそも「りんご箱」って、どんなもの?
その名の通り、りんごの運搬や保存のために農家で使われているもので、一箱におよそ20キロものりんごが入るとても丈夫な木箱です。
国産杉が原料で、新品のものは杉の木目が美しく、少しの間ですが清々しい木の香りがします。
重さは約3キロ。女性一人でも難なく運ぶことができます。
りんご箱の規格は、約64センチ×31センチ×31センチ。
洋服、本、食器入れの棚や、アウトドアなどの趣味の道具入れとしてのオープン収納にも適しています。
A4サイズはタテ収納できないため、ファイルボックスに入れて、ヨコにして収納するのがオススメです。
新品、中古品ともにインターネットで購入することができ、一箱1,000円くらいから手に入れられる価格帯も魅力です。
■「りんご箱収納」は、こんな人にオススメ!
もうすぐ、りんご箱使用歴1周年を迎える筆者ですが、どんな方にオススメしたいかをまとめてみました。
それが以下の6項目です。
- 自然素材やシンプルなインテリアが好き
- DIYはあまりしないけれど、小さな工夫は好き
- 自宅の造り付収納が少ない
- 見せる収納に憧れている
- モノの出し入を簡単にしたいと思っている
- 手頃な価格で長持ちするコスパのよい収納ツールを探している
いくつあてはまりましたか? もしかしたら全部、という方もいるかもしれませんね。
■どこに置くのがオススメ?
まずは壁に沿ってりんご箱を置いてみましょう。
りんご箱は部屋の間取りや持ち物の量に合わせて、タテにもヨコにフレキシブルに使えるユニット式収納。
地震など不測の事態に備えた安全性を考慮すると、積み上げは3段程度にするのが望ましいです。
■“お弁当を詰める”ような感覚で楽しく収納しよう!

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収納上手さん、片付けや収納に苦手意識を持つ収納不得意さん、どちらにもオススメなのがりんご箱収納。
本、食器、服などモノのカテゴリーごとに箱を分けると管理しやすくなります。
サンドウィッチをお弁当箱に詰めていくイメージで本や雑誌類、DVDやゲームソフトをサイズごとに揃えていくと見た目が美しく収められます。

おとこのと / PIXTA
Tシャツ、ニットやストール類はカラーグラデーションを作りながら収めていくと、ショップさながらの雰囲気に。
アイテム数を把握でき、同じような服を重複して買ってしまうということを防ぐ効果もありますよ。
食器や文房具などの細々したモノは、蓋付きのバスケットや空き缶などを利用しましょう。
人気の無印良品「籐製バスケット」との相性も抜群です。
■持ち物の量を管理でき、散らかりにくくなる効果も!

Mizuho Kitabatake / PIXTA
“1つのカテゴリーのものをりんご箱に入る量だけ持つ”というルールを決めるのもオススメ。
本当に好きなものや必要なものが見えてきます。
筆者は実際に本や雑誌は2箱に収めるルールを実行していますが、これによって自然と「買いすぎない」「持ち過ぎない」ようになるため、増えやすい本や雑誌の管理が出来ています。
オープン収納は引き出しがないので、モノの出し入れがスムーズなことも魅力です。
■箱の上や側面もくまなく使える!ゲストの荷物置きにするのもアリ
重ねたりんご箱のいちばん上は小机になるくらいのスペースがあります。
毎日使うものや小物類をディスプレイしてみましょう。
安定感があるので、花やグリーンを飾るのもオススメです。
あえてスペースをあければ、テーブル代わりにもなりますし、モノの一時置き場としても使えます。
箱のサイドはS字フックを使えば、思わぬ収納スペースが生まれます。
りんご箱は元来家具ではなく、天然木で作られているため木材の継ぎ目にミリ単位の隙間があります。
大きめのS字フックを継ぎ目に引っ掛け、かごやバックを吊るすのに適しています。
来客の多いご家庭は、ゲストの荷物置き用に箱を開けておくといった使い方もアリですね。
いかがでしたか?
箱そのものも魅力的で、工夫次第で自分好みにカスタマイズできる使い勝手抜群なりんご箱。
暮らしを豊かに彩ってくれる収納を楽しんでみてはいかがですか。