
現在の我が家のダイニングです
工事も終わり、いよいよ引っ越しする日が近づいてきました。
その前に準備しておかなければならないのが、照明とカーテン、タオルハンガーや棚受けなどの金物類、そして表札や郵便受けなどです。
お恥ずかしい話ですが、それまでAmazonを含めネットショッピングをほとんどしたことがありませんでした。
しかし、このような細々とした商品を購入するために実店舗に足を運ぶ時間はなかなか取れないですし、
足を棒にしてお店めぐりをしても、自分の好みの商品が見つかるとは限りません。
ただ、実物を見ないで買うことへの抵抗感もありますよね。
そこでスタイル工房の鈴木さんに、どういったものが我が家に合うか、事前に相談です。
すると金物のネットショップ「上手工作所」 を教えてくれました。
鈴木さんも普段からこちらの金具を使っているとのこと。工務店がオススメするネットショップなら安心ですね。

タイル張りで四苦八苦した我が家の洗面。鏡はIEKA。棚とタオル掛けはDIYで取り付けました
我が家のタオルハンガーや棚受け、TVボードの脚はここでそろえました。
おかげで室内に統一感が出て、スッキリとまとまりました。
ただし棚はついてこないので、ホームセンターで集成材を購入してきて、塗料を塗ってDIYです。
これを足掛かりに、いろいろと自分でも探してみることに。
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■我が家の顔となる「表札」と「郵便受け」、かなり気に入っています!

提案された表札のレイアウトデザイン。赤字を入れて修正も可能
郵便受けと表札はお客さんを迎える顔になるので、おしゃれなものはないかと探し出したのが「JUICY GARDEN」。
表札はレイアウトを2パターン送ってくれて、修正・リクエストも可能です。
ベランダを設置しに来た鉄工所の職人さんは、この表札をまじまじと観察し「文字デザインをコンピューター入力して、1枚の鉄板をレーザーできれいにカットしていますね」と感心していました。
蛇の道は蛇というか、プロは目の付け所が違うので面白いです。

ポストの色を基にドアの色を決めていきます

我が家の玄関です。既存ドアにペンキを塗ったので、新品のドアにはない風合いが出ました
郵便受けは国産品、輸入品、壁かけ型、埋め込み型、スタンド型とバリエーション豊富です。
他人のものとはちょっと違ったものを探している方は、お気に入りのものが見つかるかもしれません。
ワインレッドのポストは、苦労しながらペンキ屋さんが塗ってくれた緑色の扉とよく調和して、我が家の顔になってくれました。
■照明はユーズド品。ネットで探して実店舗で確認してから購入

これが我が家の食卓のランプ。シェードの内側が白のホーロー塗りなので、光が柔らかくまわります
そして照明です。
階段やバストイレなどの壁付の照明は既に工事の一部として取り付け済みですが、ダイニングやリビングの照明は自分で購入して設置しました。
これは楽しくも悩ましい作業。特に家族が集まるダイニングテーブルの上に取り付けるペンダントライトは悩みに悩みました。
以前から欲しいと思っていたのはルイスポールセンの「PH5」。 1958年の発売以来、今も高い支持を受けている不朽の名作です。
デザインの完成度と光のやわらかさ、電球が直接見えないように設計されている心配り。
もう10年以上前になりますが、初めて見た時に一目ぼれしてしまった照明です。
そして、撮影でお邪魔するおしゃれなご家庭のダイニングにかなり高い確率でこれがテーブルの上にかかっています。
この照明の下で夕飯を食べたり本を読んだりしたら、一日の疲れが癒されること間違いなし!と想像するだけで、楽しくなります。
しかし一方で、この照明はデザインが完璧なゆえに家のインテリアの方向性を縛る力を持っています。
変な例えですが、スーパーモデルが我が家に来てくれたとしても(ないない)、それに見合うだけの邸宅と家具装飾を揃えてあげないと、不釣り合いになってしまうようなもの(???)。
それを考えると我が家にはちょっと不釣り合いかも……ということで購入したのが、「ザ・グローブオンラインショップ」でたまたま出会った、同じくルイスポールセンのワークショップランプ(の、ヴィンテージ品。現在は取り扱いなし)。
これはユーズド品ということもあって、PCモニターだけで判断して購入するのは怖いので、実物を見るために予約をして茨城県にある倉庫「ウエアハウス」まで足を運びました。

ウエアハウス内。海外で買い付けられた古い椅子が再び使われる日を待っています
関東地方にお住まいの方はジョイフル本田というホームセンターをご存知だと思います。
そのグループ会社のアンティーク事業部門がこちらのネットショップを運営していて、「オールドフレンド」「THE GLOBE」といった実店舗も構えています。
また前述の通り、事前に予約・問い合わせをすれば、茨城県内の「ウエアハウス」で実物を見て、気に入れば購入もできます。
ここに眠っているアンティーク家具やステンドグラスの量は圧巻で、好きな人は一見の価値ありです。
ヴィンテージ、アンティーク商品は使い込まれたキズも含めて世界に一つしかない一点もの。
ひょっとしたら一生付き合える家具と出会えるかもと、僕もワクワクしてしまいました。
ワークショップランプは最近になって復刻版が発売されました。お手頃な値段で新品が手に入ります。
シンプルなデザインでどんなインテリアにも合うので、個人的にオススメです。
照明についていえば、リビングのスポットライトもネットで購入したのですが、これは実物を見ないで買ったら、思っていたよりもサイズが大きく、また明るすぎて、ちょっと失敗してしまいました。
家づくりを機に、インテリア商品をネットで購入することのの便利さと難しさを大いに実感しました。
【参考】
※ 上手工作所