本棚、調味料、掃除機…身近なモノこそ丁寧なケアを。梅雨を心地良く過ごせる「ひと手間工夫術」

OlegDoroshin / PIXTA
まだまだ雨が続く地域も多い梅雨のこの時期。
この時期だからこそ、やっておいたほうがいいことってありますよね。
今すぐにでもできることやもうすぐやって来る夏の湿気対策など、筆者宅で実践しているこの時期に家で快適に過ごすためにやっておきたい“ひと手間”をご紹介します。
■キッチン編:粉モノを使いやすくキープしてくれる“珪藻土”の調湿剤
砂糖などがケースの中でかたまりになっていること、ありませんか?
ガシガシと崩しながら使わなくてはいけないのは、湿気を含んでいるからです。
筆者宅では吸湿性の高い自然素材、珪藻土(けいそうど)でつくられた調湿剤、soilの「DRYING BLOCK mini」(価格/1,100円)
をポキポキと割って、砂糖・塩などの調味料、コーヒーや小麦粉などの粉類、食べかけのお菓子、粉状の洗剤などにも利用しています。
おかげで、中身が固まることなく、サラサラの使い心地でストレスなく使用できています。
細かいところですが、この“ひと手間”が毎日のキッチンでの快適さにつながっています。
■本棚編:見落としがちな本棚のカビ対策は、定期的に出し入れするのがいちばん!
入れっぱなしで、必要なとき以外は手付かずになっている本棚。
カビの発生を抑制するためには、周辺環境を湿度60パーセント未満に保つことが必要だそう。
絵本や趣味の本など、本と本が重なり合いぎっしりと並ぶ本棚は特に注意です。
栄養源になるホコリなどをこまめに取ることや、すきまを空けて本と本の間に風を通すことが湿気対策にもつながることから、しばらく使っていない本棚も定期的に出し入れすることが良さそうです。
■ニオイ編:玄関のニオイや、部屋干し臭対策に!
外から帰って来た子どもの靴のニオイや、部屋干ししたときの家の中のニオイ。
一年を通して悩みのタネである“ニオイ問題”は、雨の時期にはとくに気になる問題でもあります。
小さな子どもやペットにも安心して使えるものを探した筆者が使用するのは「A2 Care」(300mlスプレータイプ 価格/1,800円・税抜)です。
成分のなんと99.99%が精製水からできていて、各種検証機関での検査結果は、極めて高い安全性が認証されているそう。
香りがないのにニオイが消える消臭効果も嬉しいポイントでした。
湿度の高くなる場所に直面するニオイ対策には、お気に入りの消臭アイテムを準備しておくひと手間はいかがでしょうか。
■準備編1:「掃除機」や「クリーナー」の吸引力をキープ!
最後に、梅雨時期に準備しておくことについて2つ「ご紹介します。
布団、ソファー、カーテンなど、この時期だからこそ、いつもより念入りにお掃除しておきたい場所がたくさんあります。
ダニの発生にも気をつけたい梅雨時期には、こまめな掃除が必要になってします。
だからこそ、フィルターのお掃除や交換、ゴミ用の紙パックを交換したり、サイクロン式のものはこまめにゴミを捨てるなどの準備も忘れず、吸引力をキープしておきたいですね。
■準備編2:暑さのためだけじゃない!「扇風機」をフル活用
先日配信された「生乾き臭を撲滅!? 梅雨どきの室内干しは「扇風機」&「コの字干し」がマスト!」
にも書かれていたように、あらゆる場所で活躍してくれそうな扇風機。
筆者宅では毎年暑くなり始めてから「そろそろかな」とようやく引っ張り出していましたが、今年は梅雨に入った頃から活躍してくれています。
部屋干しの際はもちろん、上記の本棚の整理のときなどにも扇風機を用いながら行うことで、より風通しが良くなります。
空気の流れが滞り、湿気が多くなることがカビの発生につながるようなので、扇風機で家中の空気を動かすことが対策につながるかもしれません。
いかがでしたか?
ちょっとした“ひと手間”ですが、おウチでの時間を快適に過ごすことができれば、さらに「イエナカ時間」が楽しくなりそうですね。
一日に一か所ずつでもいいので、ひと手間を加えていくのをオススメします!
【参考】
※ soil
※ 国立国会図書館