やるなら今!「キッチン大掃除」は年末より夏が効果的な2つの理由

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毎日使うキッチンはホコリと油で汚れやすく、家の中でも掃除に使う時間が最もかかる場所なのではないかと思います。
蓄積された汚れは年末の大掃除で一気にキレイに!と考えているあなた、ちょっと待って!
キッチン掃除をするなら冬より断然今、夏がオススメなんです!
どうして今なの?
それにはちゃんと、理由があるんですよ!
その理由2つをご紹介いたします。
■理由1:油汚れは気温が高いほど簡単に落ちるんです!

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フライパンで炒め物をした後、そのままにしておいたら油が白く固まっていた……、という経験はありませんか?
油は温度が低くなると固まる性質があるんです。
フライパンに固まった油を拭き取ろうとすると大変。
ですが、再び温めて溶かしてから拭いたら? 簡単に拭き取ることができますよね!

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キッチン周りの油汚れもこれと一緒。
気温が高ければ高いほど、油が柔らかくなるので拭き取りやすいんですよ!
■理由2:冬場よりも効果的!お湯の力を借りてさらに汚れを拭きあげよう!

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濡らして固く絞った雑巾で拭けば、油汚れをある程度落とすことができます。
その際、水ではなくお湯で絞ったあたたかい雑巾を使うとさらに効果的!
お湯を使うことで、冬場よりも汚れがきれいに取れるように思います。
ほとんどの汚れは、この時期の暖かさとお湯の効果で、一気にキレイに取れますよ!
■それでも取れないガンコな油汚れには、一定の時間「つけ置き」を!

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お湯だけで落ちない汚れには油汚れ用の洗剤を使っても良いのですが、換気扇やフードなどは大きくて洗うのも大変!
また頑固にこびりついてしまった汚れは落とすのに大変労力がかかるのも事実。
そんな時こそ、つけ置きです!
時間をかけて汚れと洗剤を反応させることで、力を入れなくても簡単に汚れを落とすことができますよ!
セスキ炭酸ソーダや今話題のオキシクリーンなどで浸け置きをする方法があります。
手持ちの洗剤やつけ置きしたいものに合わせてやり方を調べてみましょう!
いかがでしたか?
掃除をするには必ず水を扱います。冬場の水仕事は辛いですし、手荒れも気になりますよね。
暑い時期ならそんな水仕事のハードルがグンッと下がるので取り掛かりやすいのも嬉しいポイント!
ただしお湯を使ったりもしますので。暑い中でやりすぎないように。
体調と相談しながら無理のないよう掃除をしてくださいね。
「温度を利用して油を溶かす」「洗剤が力を出し切れるよう時間を置く」
キッチン周りの掃除はこれらを意識して気温の高い今の時期にしちゃうのがオススメです!