ダイニングを秋らしくする器たち【ぽってりモダンなフォルム編】
秋冬になってくると、温かい食べ物や飲み物に栄える食器も揃えたくなってきますよね。
前回オススメしました季節を感じる“紅葉の形”の器に続き、今回は “いい塩梅のぽってり感”のある器をピックアップしたいと思います。
ヨーロッパの田舎にあるようなボテっとしたタイプも可愛いけれど、日本の今の食卓にお似合いの、ちょっぴりシャープなぽってり、に注目です。
■カフェやレストランで人気! アメリカ製のぽってり
まず、秋に欠かせないのが、温かい飲み物を入れるマグカップですね。
こちらは、カリフォルニアの土で作られている「ヒースセラミックス」というメイドインUSAブランド。
厚みがあってずっしりとしているため、温かみを感じます。にも関わらず、今の時代を感じるデザインであることが魅力。
工業化された商品ですが、人の手も加わって作られているからでしょうか。
秋味のコーヒーがよく似合う温かさです。
ボウルも何かと便利です。
ティータイムのお菓子入れといて、また、スープにシリアルに……と何でもこいのアイテム。
しかも「ヒースセラミックス」は、食洗機、オーブン、レンジOKのものばかりなので扱いやすいのです。
カリフォルニアのカフェやレストランで多数採用されているのも頷けますね。
もちろん、世界中に愛用者がいますし、MoMAのパーマネントコレクション(永久展示品)に選ばれているものもあります。
デザインの良さと扱いやすさはお墨付きというわけです。
日本では「プレイマウンテン」や「ビームス」などで取り扱いがありますよ。
■新定番の予感!日本製のシャープなぽってり
メイドインジャパンも負けていません。
アパレルの「アーバンリサーチ」が出している「DOORS LIVING PRODUCTS ORIGINAL CERAMICS“FABRICS”」というラインで、徳島の窯元と器を手がけているのですが、これがいい塩梅。
アパレルブランドらしく、こちらはインディゴというカラーのボウル。色合いといい普段使いにぴったりなムードといい、デニムのようなニュアンスです。
230年以上の伝統があるという「大谷焼」なのですが、このぽってりモダンな感じは絶妙です。
同じく「アーバンリサーチ」と栃木県益子町と東京に店舗がある「スターネット」がコラボした器がこちら。
私は主に、コーヒーか日本茶を飲むために使っています。
薄めの手触りでシャープさもあるのですが、手作りならではの温かさと色合いにほっこりするんです。
口当たりの良さも、さすがは日本製です。
秋の食卓やティータイムに、今っぽい温かみが出る“ぽってりモダンな器たち”……ぜひ探してみてくださいね!