読書がもっと楽しくなる!海外の本好きがよくやってる「BOOK CLUB」って?

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読書の秋。静かな空間で、その本の世界に1人で入り込むのは楽しいものですよね。
それでも十分楽しいけど、海外の本好きは読書をする時の“もう1つの楽しみ方”を知っています。
それが、学校やカルチャーセンターなどの一室を借りて開かれる「BOOK CLUB」。
メキシコシティには「BOOK CLUB+WINE CLUB」なんていう、読書好きがワインを
楽しみながら本について語る会もあるんです。
この「BOOK CLUB」、一体どんな集まりなのでしょう?
■「BOOK CLUB」って何をするの?
海外の「BOOK CLUB」とは、テーマとなる本をあらかじめ決めて読んでおき、会でその本について色々と語るサークルのことをいいます。
本の種類は、サスペンス、文学、冒険ものなどジャンルを問いません。「なぜ主人公はこのような行動にでたのか?」「主人公のこの時の心情は、目的はなんだったのか?」などの意見や感想を皆で交換しあいます。
自分の見解だけじゃなく、他人の理解の仕方も聞くことができるから、また違った形で読書が楽しめるんです。
■お家で「BOOK CLUB」を開いてみよう
日本語でいう「読書の会」。おうちでだって本好きのお友達と簡単に開けちゃいます。
まずはメンバーを集めることから始めましょう。
本格的に主催したい人はインターネットなどで呼びかけるも良し、本好きの友達を呼んで楽しく「お茶会+読書の会」を開いちゃいましょう。

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会を開くおうちの場所は、ダイニングテーブルでもいいし、リビングでソファに座ってゆったりと本について語ってもよし。
主催者になったら、まずはテーマとなる本を1冊決めて、それぞれにその本を購入してもらい、読書会の日までに読んでもらいましょう。
グループ内で毎月主催者を替えていき、全員のおうちで交代で会を開くようにすれば、公平に会をすすめていくことができます。
■欠かせないスナックは、本の世界にちなんだものを!
お友達を呼ぶと決まったら、やはり欠かせないのが「ケーキなどのスイーツとコーヒー」。
でもちょっと一工夫して、その本にちなんだスナックを用意すると、より一層会が盛り上がりそう。

持ち寄ったスイーツもケーキスタンドで英国風に
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例えばイギリス文学ものだったらサンドイッチやスコーンに紅茶を、アメリカの本だったらアメリカンコーヒーにマフィンやド-ナッツを用意するなんていうのも有り!
本についての仲間の意見や感想がいろいろ聞けるから、読書の楽しみだって増えること間違いなし。
ダイニングやリビングを皆が集まれるスペースにして、この秋は皆さんおうちで「BOOK CLUB」開いてみませんか?