夏休みを無駄にしない!たった4時間で小学生がタイピングマスターになる方法って!?
お子さんは普段、どのくらいパソコンを使っていますか?
年齢によって変わるでしょうし、最近ではプログラミング教室など、小さなころからパソコンに親しむ子どもたちが増えてきました。
パソコンの操作にブラインドタッチは必須!
「夏休み中にブラインドタッチができるようになる!」を目標に、小学4年生の娘がブラインドタッチに挑戦した様子をお伝えします。
■ホームポジションとキーの配列を確認!小さな手にはノートパソコンがちょうど良いサイズ
娘の学校ではパソコンの授業があるようで、「調べものがしたいから!」と言って筆者のパソコンを使うことがあります。
ローマ字入力で検索していますが、ローマ字のつづりも怪しい様子。
ローマ字の表を見ながら、人差し指1本を使って何とか入力できるレベルです。
何を調べているのかと覗いてみると「ようかいうぉっち・どうくつあいてむ」……入力に3分かけてゲームの攻略法を調べていました。
「こら!少しは勉強せんかい!」
この情熱を少しでも良い方へ向けようと、娘に挑戦させたのがパソコンの「ブラインドタッチ」。
タッチタイピングとも言うそうです。
ネット上には無料で使えるタッチタイピングの練習コンテンツがあります。
子供向けのものがたくさんあって、娘が挑戦したのはキー配列を習得できるコンテンツ。
まずはホームポジションの確認です。
ホームポジションとは「指のおうち」。指を使ったら戻ってくる場所、つねに指を置いておく場所のことを言います。
デスクトップのキーボードだと、サイズが大きすぎたようなので、子どもの小さな手にはノートパソコンがちょうど良さそうでした。
娘が挑戦したコンテンツでは、左指5本から始まり、右指5本。
さらに左指の上段、下段という風に、少しずつ取得の範囲を広げていくものでした。
ブラインドタッチは手元を見るのはNGです。
初級編では「A」は左の小指を使うんだよ!と画面のイラストで教えてくれるものでした。
■ 4時間で26文字のブラインドタッチに成功!
1時間でなんとかアルファベット26文字と、キーの位置を確認できた娘。
ブラインドタッチはまだまだです。
お題のアルファベットを見て、キーを押すだけの単純作業ですから、娘はちょっと飽きてきたようです。
しかし、これで終えてしまっては、明日になれば忘れてしまうレベル。
なんとか自然と手が動くような感覚を身につけてほしい……。
そう考えた筆者は「ブラインドタッチ」と「ゲーム」を結び付けようと考えました。
インターネットで検索すると、あるわ、あるわ。
たくさんのタイピングゲームがヒットしました。
しかも無料のものが多数!
そのなかで娘がモチベーションを維持できそうな、ロールプレイングタイプをセレクト。
タイピングをして攻撃し、桃太郎が敵を退治していくというストーリー。
最初は「AAA」など簡単な操作からスタートし、「P」や「Z」など、タイプしづらいキーに挑戦していきます。
ストーリーが進むにつれ、単語も少しずつ長くなり、敵も手ごわくなってきます。
最初は指がふわふわと浮いていて、指のポジションが定まらないようでした。
攻撃力にはタイムも関係してきます。
つねにホームポジションを意識しておかないと、素早いタイピングができないことに気づいた娘。指の位置を意識してタイプするようになりました。
ストーリーを早く進めたい娘ですが、タイプのレベルが上がらないと次のストーリーに進めない仕組み。
充分にタイプの力をつけてから次のステージへ進みます。
ステージごとに「S」「A」「B」などランク付けされるので、上達意欲にも火が付きます。
■手元のチラ見に気を付けて!チラ見防止にハンカチを活用してみよう
ここで一つゲームの欠点を発見!
素早いタイピングに集中しすぎて、うろ覚えのキーを確認するため手元を「チラ見」している娘を発見!
これではブラインドタッチは身に付きません。
「これでどうだ!」と手元をハンカチで隠してしまいました(笑)
「ママひどいよー!」
どうやら攻撃力が落ちたみたいです(笑)
今回セレクトしたゲームには「体力」があって、長くゲームをすることができない仕組みも。
1日でタイピング習得に費やした時間は約4時間。
単純なゲームなら筆者の雷が落ちる所ですが、勉強と言えば勉強のような……。
ダマしたような、ダマされたような、お互い「Win-Win」の関係です。
次の日もまた次の日も、タイピングゲームをやりたがったおかげで、今はかなり上達しました。
こんな母への感謝メールも、3分もあれば書けるようになりました。
文面が媚びていますが、ちょっと嬉しいです(笑)。
「いつまでも長生きしてください」とか、おばあちゃんじゃないから!と突っ込みたくなりますが、
このくらいの文章がさらっと書けるようになったんだ、と娘の成長を感じた瞬間でした。
1日あれば、かなりタイピングが上達すると思います。
なにより親子で楽しんで取り組めたのが良かったと思います。
興味のある方はこの夏ぜひチャレンジしてみてください!
自由研究の課題にもなりそうですよ!