年月がたてばたつほど味が出る!オシャレに経年劣化する「椅子」って?【Editor’s セレクション】
暮らしを豊かにするために欠かせないのが、インテリアや愛すべき雑貨たち。
このシリーズでは「Editor’s セレクション」と称して、曜日毎に違ったテーマで、編集部がグッと来たアイテムやブランドなどをご紹介していきます。
月曜は【家具・インテリア】編!
今回は、経年劣化を楽しめる「椅子」をご紹介します。
■「椅子」「張地」。その両方の経年劣化を楽しめる
家具は、長く使うからこそ良いものを選びたいですよね。
家具の中でも、特に毎日触れて使うのが「椅子」。
古くなってくると買い替えたほうがいいものもありますが、経年劣化をあえて味として楽しめる椅子もあるんです。
それが京都の家具店「finger marks」の椅子です。
メンテナンスしながら長く大切に使えるよう、シンプルなデザインで直しやすい構造になっているのが特徴のブランドです。
今回、finger marksから経年変化が楽しめるミナペルホネンのインテリア用ファブリック「dop(ドップ)」の「tambourine(タンバリン)」を椅子の張地として採用し、両方の経年劣化を楽しめる椅子が誕生しました。
椅子はたとえ乱雑に扱わなくても、使ううちに小さな傷や汚れがついてしまうものですが、オイル仕上げのフレームなら、ペーパーをあててオイルを塗ることで自分でメンテナンスもできます。
ただ、座面の中身の「ウレタンクッション」だけはどうしてもへたってしまうので、ウレタンを新しいものに入れ替れば、また新品のような座り心地になります。
両面モールスキンの生地「dop(ドップ)」は、使い込むうちに摩擦で表面の繊維が擦り減り、裏面の色が現れてくるという特性を持ち、木や革の経年変化を楽しむように、使い続けるうちに風合いが増すようにデザインされています。
鮮やかなカラーの生地にサークル模様が刺繍された「tambourine(タンバリン)」柄は、mina perhonenのテキスタイルのなかでも圧倒的な人気があります。
木とファブリック、両方の経年変化を楽しめる椅子は、良いものを大切に長く使おうという暮らし方にもフィットしていますよね。
日々の暮らしを豊かにしてくれる一生ものの椅子として、早くも注目されています。
経年劣化をあえて楽しむという新しい発想の椅子。
こういう椅子が欲しかった!なんて人はぜひ手に入れてみてくださいね。
【finger marks × mina perhonen】
■価格 42,000〜59,000円(税別)
■URL http://fingermarks.net/category/item/itemgenre/chair/
【参考】
※ 【長く使う楽しみを提案】「いいもの、ずっと」の家具店finger marksが、使うほどに表情を変えるmina perhonenのインテリア向けファブリック『dop(ドップ)』を椅子の張地に採用。