パリ・デザインウィーク2017速報・人気コンセプトストアMerciの注目アイテムは?
芸術の秋になりました。
パリ市内では9月8日(金)から9月16日(土)まで、パリ・デザインウィークというイベントが行われていました。
市内各所でアーティストやデザイナーの作品が展示されていました。ショップでの展示を中心に店舗情報をご紹介いたします。
今回はパリを代表するコンセプトストア「Merci(メルシー)」についてご紹介したいと思います。
ショップはトレンドスポットの北マレ地区にあります。
店内は1500平米ととても広く、その中にモード、家具、雑貨、コスメなどのセンスの良いアイテムが取り揃えられています。
■パリでは日本由来の「BENTO」が流行中!?
パリ・デザインウィークの展示として、北欧ベルギーのブランド「Serax」の新しいテーブルコレクションを展示していました。
こちらでは、小皿をトレイのうえに数皿同時に綺麗に置いています。
従来ヨーロッパの料理のお皿の置き方は、前菜・メイン・デザートというように、一皿置き、食べ終わってからその皿を下げ、また新しいお皿を一皿置くという、一皿ずつ置いていくやり方でした。
しかし「Serax」ではアジアのように数皿を同時に並べるやり方を提案しています。
また、パリでは日本由来の「BENTO」が流行っているので、お弁当箱もディスプレイしてありました。
フランス人に日本のお弁当屋さんは大人気ですが、自宅で自分で料理したおかずを数品詰めたマイお弁当箱を持参しているフランス人を、わたしは見たことがありません。
しかし、これから増えていくのかもしれませんね。
壁紙に書いてある 「cuillère(キュイエル)」とはフランス語で「スプーン」のこと。
たくさんのスプーンが雨粒のように見えて綺麗ですね。また展示してあるスプーンは貝殻で出来ていました。
地下1階には、モノトーンのキッチン用品が並んでいました。
■参考になるテーブルコーディネートや充実したベッドリネンにも注目
ガラスシェードのペンダントランプを多灯使いし、スチール脚のビンテージ風家具と合わせ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。
テーブルの上のカラーガラスがアクセントになり空間に彩りを与えていました。
アフリカ、ヨーロッパ、アジアの異文化をミックスしたスタイリング。
壁一面のベッドリネン。たくさんの色があるので、きっとお気に入りが見つかりますよ。
■日本のステーショナリーメーカーとMerciがコラボしたダイアリーも
日本のステーショナリーメーカー「Mark’s(マークス)」と「Merci(メルシー)」がコラボレーションしたダイアリーも売られていました。
訪問日が土曜日だったため店内は少し混んでいました。
もし観光でお越しになる場合は、平日に来られる方が空いているのでオススメします。
また、店内にはカフェとレストランも併設されているので、もしお買い物に疲れたら、一休したりランチを食べることも出来ますよ。
パリの人気スポットですので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
次回の「パリ・デザインウィーク2017」速報は、北欧の人気のインテリアブランド「HAY(ヘイ)」の展示を中心にお伝えいたします。
お楽しみに!
【Merci(メルシー)】
■住所 111, boulevard Beaumarchais 75003 Paris
■電話番号 + 33 (0)1 42 77 00 33
■営業時間 月~土/10:00~19:30 (定休日:日曜)