“パリ・デザインウィーク2017”速報!人気の北欧ブランド「HAY」の展示へ
芸術の秋になりました。
パリ市内では9月8日(金)から9月16日(土)まで、「パリ・デザインウィーク」というイベントが行われました。
市内各所でアーティストやデザイナーの作品が展示されていました。
前回に引き続き、ショップでの展示を中心に店舗情報をご紹介いたします。
今回は北欧を代表するインテリアプロダクトブランド「HAY(ヘイ)」についてご紹介したいと思います。
「HAY」は2002年にデンマークでRolf & Matte Hay夫妻によって創業されました。
建築やファッションにインスピレーションを得たデザインを国際的なデザイナーと共同製作しています。
シンプルで機能的で良心的な価格帯のプロダクトを多数生み出しています。
ポンピドゥー・センターとピカソ美術館のミュージアムショップに、デザインウィークの展示スペースが設けられていました。
■ポンピドゥー・センターでミッドセンチュリーのチェアが復刻!
まずポンピドゥー・センターのショップの展示からご紹介いたします。
こちらでは、学校や事務所で使えるおしゃれなステーショナリーアイテムを中心に家具や照明などが展示されていました。
ウィンドーディスプレイにはオランダ人のFriso Karamer(フリソ・クラマー) と Wim Rietveld(ウィム・リートフェルト)が1958年にデザインした
RESULT CHAIR(リザルトチェア)を2017年にHAYがリニューアルしたものが置かれていました。
リザルトチェアは学校で数世代にわたって使用されてきた丈夫な椅子です。
グラデーションカラーのノート、ポップな色のトレイ・スツールと、カラフルなアイテムが揃っていました。
子ども部屋に飾ったり、ファミリー・デン(親子共有のデスクのあるスペース)に差し色として置くのもよさそうですね。
■東京に先駆けてパリで展示!「HAY KITCHEN MARKET」注目のアイテムは?
次にピカソ美術館のショップでの展示「HAY KITCHEN MARKET」をご紹介いたします。
こちらではHAYのアクセサリーのクリエイティブディレクターを務めるMette HayとデンマークのレストランのオーナーシェフであるFrederik ille Braheが厳選したキッチンツールが展示されていました。
左上にあるのはロンドン在住のグラスアーティストJochen Holzがデザインしたグラスのピッチャー。
カラフルで可愛らしく、耐熱性に優れています。
右下にあるのは、フレンチ・クラシックをテーマにしたフランス製のカップ・アンド・ソーサー。どちらも食洗機で使用できます。
カラフルで楽しい気分になるティーポットや人気のマーブル柄のお皿もありました。
「HAY KITCHEN MARKET」は、東京のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART(デザイナート)2017)」にも巡回予定です。
お近くの方はぜひ会場に行って実物をご覧になってみてくださいね。
芸術の秋、お部屋に北欧デザインを取り入れてみてはいかがでしょうか?
【Boutique Design Du Centre Pompidou(ポンピドゥー・センター)】
■住所 Place Georges Pompidou 75004 Paris
■電話番号 + 33 (0)1 44 78 15 78
■営業時間 月~土/11:00~21:00 (定休日:火曜・5月1日)
【Boutique Du Musée Picasso(ピカソ美術館)】
■住所 4 rue de Thorigny 75003 Paris
■電話番号 + 33 (0)1 58 65 15 50
■営業時間 火~日/10:00~18:30 (定休日:月曜・12月25日・1月1日・1月5日)
【DESIGNART(デザイナート)2017】
■会期 2017年10月16日(月)〜22日(日)7日間
■エリア 表参道・原宿・渋谷・代官山・六本木