引き出し用防虫剤を麻ひもで吊るすだけ!お手頃価格でクローゼット用に大変身

Graphs / PIXTA(ピクスタ)
秋らしい陽気になってきましたね。
秋晴れの休日は衣替えしようかなぁと思う方も多いのではないでしょうか。
筆者は小物類以外の衣替えをしませんが、この時季にやるのが「衣類の防虫剤の交換」です。
ウールやシルクなどの薄手で柔らかな天然素材の服が好きなため、衣類を良い状態に保つための防虫剤は欠かせません。
(防虫剤を使わないでいた頃は見事に虫食いに遭いました…)

今回は安価なドラックストアのPB商品を選びました
いつも買うのは、引き出し用の防虫剤。
1年間使える商品が中心です。
引き出しにはニットやストール類が数枚入っている程度で、その他の衣類はクロゼット収納。
ですが、クロゼット収納用の防虫剤って、値段が高く、おまけに量が少ないですよね。
そこでひらめいたのが、引き出し用の防虫剤をクロゼットで使うアイディアです。
あまり人に話したことがないのですが、とってもおすすめなのでご紹介します。
■麻ひもをプラスするだけ!20秒足らずでできる防虫剤アレンジ技
材料は引き出し用の防虫剤と麻ひものみ。道具はホッチキスとハサミだけです。
作り方は以下の通り。
1・麻ひもを20~30センチにカットし、片側を輪っかに結ぶ。
2・防虫剤のマチと、1の輪にしていない方を1か所ホッチキス留めする。
3・ハンガーに通して出来上がり。1個20秒程度で出来ます。
【ポイント】
ひもは何でも良いのですが、丈夫で衣類に色移りしないものが良いので、長く使いたいなら麻ひもがおすすめです。
100均で購入できます。
ホッチキス留めする際、防虫剤の裏面は凹凸がないため、裏面に留めた方が作業しやすいですよ。
【応用編】
防虫剤1つでは心配な衣類の場合、麻ひもを長くして、防虫剤を2つ使う方法や、スカートのように場所を分けて2か所に吊るすこともできます。
2年目以降も、麻ひもはそのまま使い、防虫剤のみ取り替えれば良いので、作業はもっとラクになります。
■衣類以外にも防虫剤を使いたいモノ&しまい洗いもお忘れなく
併せて、衣類以外にも防虫剤を入れた方が良いアイテムをご紹介します。
【毛布】
アクリル毛布やフリースのような化繊は防虫剤不要ですが、
ウール、カシミヤ、キャメルなどの自然素材の毛布は防虫剤を使うことをおすすめします。
【ルームシューズやひざ掛けなどの室内用冬小物】
画像の筆者所持品は、ほぼウール製品です。次の年も変わらずに使えるように収納ケースに防虫剤を1つ。
筆者にとって、防虫剤は服や小物の「お守り」のようなものです(笑)。
使うシーズンが終わり、しまう前に洗濯する「しまい洗い」は防虫や黄ばみを防ぐカギになります。
■除湿剤もこまめに交換を!
防虫剤よりも取替え頻度の高い、除湿剤。
クローゼット、押し入れ、下駄箱に入れている方も多いと思います。
ここでは上記以外に置くと良いものを記します。
【キッチンのシンク下】
頻繁に水を使うキッチンの流し下は意外と湿気が溜まります。
筆者宅は調味料を置いている場所にも除湿剤をひとつ。年に2回は交換しています。
【スーツケース】
気密性の高いスーツケースですが、買って間もない頃、内側の布の一部がカビてしまったという苦い経験があります。
引き出し用の除湿剤を入れてからはカビが生えなくなりました。
スーツケースを収納にしている方は、中に入れているものを守るためにも除湿剤の使用をおすすめします。
いかがでしたか。
あったらいいな!というものが売っていなかったら、細工するのも暮らしの知恵のひとつかもしれません。
ひと手間加えて、お気に入りのアイテムと長く付き合うことができると良いですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!