負担を感じさせず気持ちよく受け取ってもらえる「おすそわけ」の切り出し方3つ

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実家から野菜が大量に送られてきた、親戚から大量の果物が届いた……など、自分たちだけではとても消費できないとき、ありませんか。
日頃のお礼も兼ねてご近所に配ることもあると思います。
でも、「お返しをするのも大変だから……」といった理由などから、申し出てもなかなか受け取ってもらえないこともありますよね。
いまどきの主婦さんたちは、遠慮せず貰ってもらうためにどのような切り出し方をしているのでしょうか?
実際にリサーチをしてみることにしました。
■1・家族だけでは食べきれないことを正直に伝える

イグのマスタ / PIXTA(ピクスタ)
「『たくさんあって、食べきれないから……』とひとこと付け加えるようにしています。
なるべく、遠慮せずにもらってもらうように気をつけています。実際のところ、自分たちだけでは消化しきれないですしね」 (36歳/専業主婦)
フルーツなど、特に足が早いものはなるべく早く渡したいので、
このようにストレートに食べきれない旨を伝える主婦さんたちが多い印象を受けました。
■2・お世話になっているお礼を兼ねる

YUMIK / PIXTA(ピクスタ)
「私がフルタイムで働いていることもあって、ご近所さんにはいつも何かとお世話になる機会が多いので、そのお礼として受け取ってもらうことが多いですね」(34歳/フルタイム)
子どもを預かってもらったり、地域の部活動の送り迎えなどでお世話になっている場合、
しっかりとその旨のお礼の言葉を入れて渡すのがベターですね。
■3・遠慮しなくて済む言葉を添える

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「気をつかわせないように、“もらいものなので”という部分を強調するようにしています」(36歳/パート)
なかなか受け取ってくれないような謙虚なタイプの方に贈るときには、“もらったもの=タダなので……”ということを強調。
相手の負担を減らす配慮をしている人が多いようですよ。
ご近所付き合いやお裾分けというのは、多かれ少なかれ地域性というのも関係してくるのでしょう。
けれど、いくらご近所同士のお付き合いが淡白になってきたとはいえ、
人との繋がりを大切にする日本古来からの感覚はまだまだ健在のようですね。
皆さん、相手や状況に合わせて上手く使い分けてお付き合いをしているようでした。
これらの意見が、少しでも皆さまの参考になれば幸いです。