文章力向上、英検合格…。小学生の子ども達に「公文式」を続けさせて感じたメリットとは?

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「うちの子学校の勉強だけで大丈夫?」「家庭学習足りている?」など、お子様のいるご家庭なら一度は悩んだことがありますよね。
筆者宅も子ども達の成績や学習状況は、最重要課題の1つです。
まだ2人とも小学生なので、この先も試行錯誤が続いていくと思いますが、
現時点で子ども達に続けさせて良かったと考えている「公文式」についてご紹介します。
■「公文式」って、どんな学習法なの?
公文式学習とは「解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習法」です。
そのため入会時にレベルチェックを行い、自分の能力に合った「ちょうどの学習」からスモールステップで進んでいきます。
もしつまずいている箇所があれば、自分の学年相当より下のレベルからのスタートになります。
筆者が公文式で特に良いと感じているのは、この子どものレベルに合わせて「ちょうどの学習」から始められることです。
さらに、わかるようになってくると自分の学年を越えて学習することが可能です。
実際に筆者宅の子ども達も、英語と国語は学年を越えて学習中です。
子ども達は事前に学習する事で学校の授業に余裕を持って取り組めて、より理解が深まるところが良いと感じているようです。
■周りの子のペースを気にせずに、何度でもわかるまで復習ができる

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学校の授業や集団塾とは違い、「この日に、この単元」といったカリキュラムを持っていないので、個々人のペースに合わせて学習ができます。
例えば、長女は英語の文法でどうしてもわからない箇所が出てくるので、わかるところまで戻り復習中です。
特に英語は、何度でも繰り返し学習することで身につくと考えているので、復習は大歓迎です。
また、各教科200枚の教材が終わった時点でテストがあり、合格点に達しないと、もう一度同じ教材を学習して再度テストを受ける仕組みになっています。
■家で勉強する習慣がつく、国語の文章力が上がる!みるみるわかる学習の成果
親としては、当然この学習で効果があるのか気になるところです。
筆者宅の子ども達もまだ学習途中なため、華々しい成果はありませんが気が付いた点を挙げます。
宿題が出るので、必然的に家で学習する習慣がつきます。
この点に関していえば「公文式」でなくても、まったく構わないと筆者は考えています。
通信教育でも良いですし、市販の教材でも良いでしょう。
しかし毎日「今日はこのページ」ときちんと決めて用意するのは並大抵の事ではないと感じ、筆者宅では公文の宿題をすることで家庭学習としています。
子ども達も宿題となるとやらないわけにはいかないと思っているようで、毎日なんとかやっています。

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また、国語の文章題では様々な文に触れることができます。
読書でももちろん良いのですが、子ども達も大きくなってくると本の好みも出てきて、自分の読みたいものしか読まなくなります。
公文の文章題では名作に限らず自然、社会など様々なジャンルが取入れられているので、 文章題を通して幅広い知識を得られているようです。
目に見える成果という点で、長女は小学4年生のとき英検4級に合格しました。
英語学習をしていなければ合格できなかったので学習の成果といえるでしょう。
■でも「公文式」がパーフェクトとは考えていない!?
