主婦の皆さんにとって、日々の暮らしの中で頭を悩ませるのが「収納問題」。
特にキッチンでは収納場所の確保にお困りの方が多いのではないでしょうか?
キッチンは主婦が長い時間を過ごす場所だからこそ、快適に整えたいものです。
使い勝手はもちろんのこと、その景観にも自分なりにこだわってみれば、料理作りのモチベーションもグーンとアップしますよね!
狭いキッチンスペースを有効活用するために大切なことは、なんといっても「レイアウト」。
重ねて使える「スタッキングラック」があれば、縦長の狭小スペースを有効に活用することができます。
重ねるだけでなく組み方を変えることにより、スペースや用途に合わせた自由自在なレイアウトも可能!
そんな、収納に便利でおしゃれな「スタッキングラック」を、100均アイテムだけを使って作ってみようと思います。
■材料は「整理棚」と「板材」のみ!すべて100均アイテムで揃えられる
材料は以下になります。
- 積み重ね整理棚
- 板材(45×9cm)×1枚
- 板材(45×12cm)×1枚
これらはすべて100円ショップのアイテムなので、材料費300円で作ることができます。
以上の材料が揃ったら、さっそく作ってみましょう!
■ 板材をカットしたペイントするだけ!たった4工程でできる
工程1:まず、板材を整理棚のサイズに合わせて糸ノコでカットします。
9cm幅の板材を2枚、12cm幅の板材を1枚使えば、整理棚の横幅にぴったりと並べることができます。
工程2:次に、切り出した板を古材風にペイントします。
「水性ウッドステイン」という塗料を3色使い、朽ちたアンティーク感をイメージしながら塗り重ねれば、古材のような風合いを表現できます。
工程3:整理棚も同様に、アンティーク・スチール風にペイントします。
「ミルクペイント」と「ラストメディウム」という塗料を使い、下塗り&上塗りを重ねながら、錆びたスチールのような質感を表現していきます。
仕上げにウッドステイン(チーク)を薄く上塗りすると鋭いツヤが乗り、より本物に近い錆びたスチール感を演出できます。
工程4:最後に古材風に塗り上げた板材を整理棚に乗せれば「スタッキングラック」の完成です!
■ラックを自由にスタッキングしてみよう!
整理棚の両端に空いた5mmほどの「隙間」に、ラックの脚を差し込み「スタッキング(積み重ね)」します。
ワイヤーの脚が整理棚の隙間にカッチリと収まるので、複数個のラックでも安定して積み重ねることができます。
2段、3段と、スペースや用途に合わせて自由にレイアウトしてみましょう。
■「スタッキングラック」をおしゃれにインテリアレイアウトしよう!
ラックを重ねれば重ねるほど、収納力も存在感もアップ。
小道具のような落ち着きのある佇まいなので、陶器やガラス製品などのシンプルな食器がよく映えます。
ラックの数も並べ方もスペースに応じて自由自在。
大きな家具と違い、思い立ったらすぐに組み替えることができるのもコンパクトラックならではのポイントです。
食器類やストック品などもぴったり収まる使いやすいサイズ感なので、毎日のキッチンワークが楽しくなりそうですね。
いかがでしたか?
板を切って塗るだけの簡単DIYで作ることができる「スタッキングラック」。
悩める狭小スペースは、レイアウト自由自在のスタッキングラックで一発解決!
みなさんもぜひ作ってみてください。