雑貨をゴチャッとさせない!「さし色」を使いこなす3つのポイント
お気に入りの雑貨や家具をかざっても、なんとなくまとまりがなくて、ごちゃごちゃとした印象になったりしませんか?
ひとつひとつは可愛いのに、にじみ出る“生活臭”……。
スッキリとまとまったインテリアにするには、よく「さし色」や「アクセントカラー」が大事だと言いますが、実際にどのように取り入れればいいのか分からない……という方も多いのでは?
ファッションと同じような感覚で、なんとなくイメージはできても、実際に取り入れるのは意外と難しいですよね。
そこで今回は、わが家のシェルフを例に「アクセントカラー(さし色)」「ベースカラー」「メインカラー」の取り入れ方のポイントをご紹介したいと思います。
ポイントさえ押さえれば大丈夫! スッキリまとまった印象になりますよ。
我が家の棚は、ベースカラー(壁、床、棚の色)を白とベージュにして、メインカラーを青と緑の2色にしています。
日本の住宅ではベースカラーは白やベージュが多く、変更するのはなかなか難しいですが、どんなインテリアにも馴染みやすい色です。
このシンプルな棚を、メリハリの利いたイメージに変えていきましょう。
■1:「テーマ」を決めて、メインカラーは「2色」まで!
大事なのは自分で選ぶメインカラー!
メインカラーは2色までにしておきましょう! 寒色系・暖色系など、出来るだけ近い色にした方がまとめやすいですよ。
もちろん飾るアイテムのテイストを揃えるのも大事。
我が家のテーマは「北欧雑貨+グリーン」なのですが、そのコーナーの“テーマ”をしっかり決めておくと自然にまとまります。
テーマに沿って植物やポストカードを増やしてみましたが、いかがでしょうか?
テイストとカラーが揃っているとそんなにごちゃついては見えませんよね。テーマに沿っていればモノが増えても自然とまとまって見えるんです。
■2:“さし色”の分量は「10%以下」が鉄則!
メインカラーが決まったら次はアクセントカラー(さし色)の出番です!
さし色を「黄色」に決めて、ほんの少し投入してみました。黄色は暖かくて、柔らかい雰囲気になりますね。
大事なのはその割合。“全体の10%以下”が鉄則です!
好きな色でOKですが、ハッキリした色味の方が引き締まって見えるのでおススメ。
黒はかっこよく、ピンクは女性らしく、オレンジは元気な印象、紫は洗練された大人の雰囲気……など、お部屋のイメージに合わせてアクセントカラーを決めると良いですね。
■3:さし色は「1色限定」!
さらにもう1色、ピンクを入れてみました。
明らかに浮いてます……。それだけでなく、やけにごちゃついて見えてしまいますね。スッキリ見せるために、さし色は1色だけにしましょう。その方が雑貨も引き立ちますよ。
“メインカラー+ちょっとのさし色”を意識して、まずは1つのコーナーから始めてみませんか? 雑貨の良さが引き立つ、お気に入りの空間になること間違いなしです!