知ってた?羽毛布団は打ち直し&コインランドリーでの洗濯で新品同然のふっくら感が戻る!

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昨年の春に子どもが喘息の大発作で入院し、それを機に家族3人分の寝具を見直しました。
でも寝具って洋服のように毎シーズン買い換えるわけではないし、家電のように大型店舗があるわけでもない。
みんなどうやって購入しているの?
■かさばるマットレスと敷き布団はネットでサクサク購入

我が家の寝室はこんな感じです。photo ayako mizutani
我が家はベッドではなく、畳の上にマットレスとお布団を敷いて寝ています。
マットレスと敷き布団は、3組ずつネットで注文しました。
買い物はなるべく実物を見てから購入しないと気が済まないタイプですが、
今回は娘の喘息予防のための見直しなので、機能重視で寝心地は二の次です。
頻繁に干せるように「軽い」、「防ダニ加工」のものを選びました。
お布団のように大型のものを買った時ほど、ネットでの買い物って本当に便利だなー、と実感します。
■コインランドリーで羽毛布団を丸洗い!

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残るは羽毛の掛け布団です。
羽毛布団の買い替えは家計の負担が大きすぎたので、どうしようか迷いました。
クリーニングだと、だいたい3枚で12,000円くらいです。
毎シーズンのことを考えると、ちょっと高い。
調べてみると、羽毛布団はコインランドリーでも洗えるらしいじゃないですか。
さっそく、車に2枚の羽毛布団を積んで行ってきました。
さすがに分厚い布団なので時間はかかります。
だいたい2時間くらいかけて洗いと乾燥をし、2枚で約3,000円と経済的!

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安いのはいいですが、忙しくて時間がない人はクリーニングの方がいいかもしれません。
出来上がりはふっくらしていて、気持ちいいです。
満足満足。
大きなドラムでしたので、羽毛布団でも3枚は洗えそうでした。
来年からはこの春に購入した娘の布団も一緒に洗うことにします。
すっきりふっくらしたのは嬉しかったのですが、私の羽毛布団は首に近いところがくたびれてしまって、そこだけふっくらが戻りませんでした。
とっても寒がりなので、首元がスカスカするのが嫌でたまりません。

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思えば20数年前、親元を離れる私のために母がウン十万円の高級羽毛布団を持たせてくれたのです。
首元以外はまだまだ十分ふっくらしているし、とてもじゃないけど捨てられません。
そんな時、テレビである布団職人の親子に密着取材している番組が放送されていました。
その中で「本当にいい布団は、何年かに一度打ち直しをすると何年も使える」とおっしゃっていました。
そこで、私の羽毛布団も「打ち直し=リフォーム」に出すことにしました。
■古い羽毛布団を打ち直しリフォームしてみてら…

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私がリフォームを選んだのは、まだ使える羽毛を活かせるからです。
数年前には、羽毛布団の偽装が問題になりました。
なるべく上質の羽毛が入った布団が欲しいけれど、それだと20万円以上するし高価すぎて現実的ではない。
だからと言って、安かろう悪かろうの布団を買う気もない。
だったら自分が使っていた上質の羽毛を、そのまま使い続けるのが一番経済的なのではないか? と思ったんです。
ネットで注文すると、発送用資材が届きますのでそれに梱包して送ります。
数日後には担当者から詳しい布団についてのレポートがメールで届き、ひと安心。

Yoshi / PIXTA(ピクスタ)
布団を解体してから中身の羽毛を洗浄し、破損したり細かいチリ状のものは細かく取り除き、
少なくなった分の羽毛を加えて、新しい側地で包んで出来上がりです。
側地のメーカーやタイプ、加える羽毛のグレードなどは選べます。
私はスタンダードリフォームのデラックスコースで24,800円でした。

NEO / PIXTA(ピクスタ)
20数年前の買いたてのような高級感までは再現できてませんでしたが、出来栄えと値段には満足しています。
布団の処分はお金も体力も使います。
よろしければぜひ、買い換える前に、打ち直しやリフォームを選択肢に加えてみてくださいね。