風水コンサルタント種市勝覺先生

散らかる家やテレビが付けっぱなしの家は要注意。「殺気」に満ちたお金とは

 

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生活をする上で、誰もが直面する“お金”の悩み。

ただ「悩んでもどうにもならない」と、初めから諦めている方もいるのではないでしょうか。

その解決の糸口を握るのは、意外や意外。“密教”なのです。

日刊Sumaiの連載【風水で解決!】でも人氣の風水コンサルタントで、

10年以上に及ぶ修業を経た密教の「阿闍梨」でもある種市勝覺(たねいち しょうがく)先生の著書

『ここに気づけば、もうお金には困らない』を参考に、お金のこと、あらためて考えてみませんか?

 

■お金への煩悩は悪ではない。率直な思いを肯定する“密教”

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「あれ? 仏教系の宗教は、いかなる欲も捨てること(煩悩)を説く教えではなかった?」

……なんて疑問を持った方にこそ、知ってほしい。

まさにその点こそ、大乗仏教から派生した“密教”が、従来の仏教とは大きく異なる点だからです。

現世で利益を得ること、成功することに対して全肯定。

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「お金が欲しい」「旅行に行きたい」……、そんな欲望だって大いに結構です。

その思いが“ポジティブな動機”に基づいているかぎり。

平安時代に僧侶・空海が説いた“密教”。

当時にしては革新的だったこの教えを、「お金とひじょうに相性がいい考え方」と、本書で種市先生は語ります。

ただし相性がよくなるのは、お金に対する正しい理解と捉え方ができるという条件付きです。

本来同じ価値であるはずの同じ額のお金を、生かすか殺すか。

それには自分のお金に対する「意識」が大きく関わっています。

 

■「殺気」にみちたお金とは?

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銀行の通帳を見て、肩を落とす。

予想外の出費に、ため息をつく。

財布の中身を確認しては、「これだけしかない」と眉をしかめる。

こんな経験をしたことがある人は要注意です。

あなたの手元にあるお金、「殺気」にみちています。

「自分だけが得をしたいという奪い合いのお金」を「『殺気』のお金」と本書では称します。

その言い分に対して「自分(我が家)のお金なんだから、自分(家族)だけが得をしたっていいじゃないの」

と思った人がいるかもしれません。しかし残念ながら、そもそもの考え方を変えるべきかもしれませんね。

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なぜなら、あなたの財布や口座にあるお金は、一円も自分のお金ではない。

もちろん、あなた以外の誰のお金でもなく、社会のお金だから……それが密教の説くお金の定義です。

お金が循環するから経済は成り立つ。社会も動く。

その流れは、自分ひとりがどうあがこうとも、決して止められないものなのです。

 

■「殺気」のお金は「殺気」をもったまま、手元を離れ、ふたたび戻ってくる

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「自分だけが得をしたい」と、心のうちで自分が思っているかどうかは、自分ではなかなか判断できないですよね。

それでは、次のような状況を思い浮かべてみてください。

デパートで気になるアイテムがあったから、つい衝動買い。

ただ買ったものの、その額を見ると気が引けるので、明細も値札も見ないふり、見ないふり……。

このような経験がある方も少なくないでしょう。

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しかしこれは、お金を出すときに「殺気」を感じていることの表れです。

なぜ損した気持ちになるのか?

お金と引き換えに欲しかったものを買えたにもかかわらず、なぜ気が沈むのか?

その答えは簡単。

お金が出て行くことばかりを考え、お金によって手にしたものには意識をちっとも向けていない」からだと、種市先生は説きます。

そしてお金は、そこに含まれるものが「殺気」であれ「生気」であれ、その気をもったまま循環します。

つまり、「殺気」のお金の持ち主には、財布から「殺気」のお金が出て行っても、また「殺気」のお金が流れ込むということ。

そのループを断つには、自分のお金に対する意識を根本的に変えるのみだと、本書では指摘します。

 

■「殺気」のお金を家から追い払え!

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ああ、おそろしや!

そもそもお金は単なる貨幣で、まさか「気」があろうとは(しかも“殺”……)。

と、今まで考えたこともなかった捉え方に、私は冷や水を浴びせられた思いがしたものです(汗)。

また、本書では「殺気」のお金が家計に入り込んでいる家の特長として

「散らかっている家の九割にトラブルがある」

「テレビをつけっぱなしにすると貧乏になる」

などと指摘をします(タイプするのも苦しいです)!

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これらの根拠は、意外にも同じところに潜んでいるのだとか。

その根拠については、ぜひ本を手に取ってお読みいただきたいです。

「殺気」のお金が家を出入りすれば、どんなリスクがあるか。

それは、家がもつ機能に目を向ければ見えてくるものでした

風水コンサルタントの見地から、本書でも定義づけられている家の機能とは……。

心や身体や経済の『気』をよくして、癒してくれるのが家の役割です。

日々の生活に『生気』をもたらす以上、生活のベースになるお金が『生気』をもつことは、必須条件というわけです。

このことに気付かされた私は、身の回りのことに自ずと意識が向き始めました。

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「玄関周辺を掃こう」

「植木に最後に水をやったのはいつだったっけ」

気のもちようとお金は、実に密接に関わり合っています。

つい当たり前としてしまうことに、密教は目を向けるよう諭してくれている。そう、感じました。

 

【参考】

※ 『ここに気づけば、もうお金には困らない』種市勝覺著(サンマーク出版)