自宅での不慮の事故死、事前に家庭内事故を防ぐ8つのポイント

自宅での家庭内事故がきっかけで亡くなる人は、年間約14,000人で、交通事故死者数約5,000人の2倍以上になっています。

そこで、前回は「転倒や転落」「溺死・溺水」など、自宅あで起きやすい家庭内事故の実態について、お話しいたしました。

今回は、身近で危険な家庭内事故を事前に防ぐための対応策について、8つのポイントを解説します。

家庭内事故を防ぐ8つのチェックポイント

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「転倒・転落」や「不慮の溺死・溺水」といった、家庭内事故は、家のつくりや暮らし方が原因になっているものも多くあります。

家の中や暮らし方を工夫することで家庭内事故を防げるよう、8つのポイントに分けて対応策をまとめてみました。

 

チェックポイント1:階段

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階段に手すりはありますか? 手すりに、ぐらつきはありませんか?

階段には頑丈な手すりを、床面には足を滑らせないよう、滑り止めをつけましょう

 

チェックポイント2:カーペット

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床に敷いてあるカーペットなどの端がめくれて、つまずきやすくなっていませんか?

端がめくれてしまったカーペットはつまずきやすいので、新しいものに取り換えましょう。

とくに高齢者は、転倒による骨折から寝たきりになることが多いので、注意が必要です。

 

チェックポイント3:配線コード

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ごちゃついた電気の配線コードなどが、床にたくさんありませんか?

配線コードは足をひっかけやすく、転倒につながります。

ゴムやひもなどでまとめて、壁や家具に簡易固定しましょう。

 

チェックポイント4:ベランダ、バルコニー

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ベランダ・バルコニーに、足がかりとなる物を置いていませんか?

足がかりとなる物があると、それを踏み台にして、手すりから落下する危険があります。

とくに小さいお子さんのいるご家庭では、

ベランダやバルコニーになるべく物を置かないようにしましょう。

 

チェックポイント5:水まわり

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廊下やトイレ、洗面浴室は寒くありませんか?

窓などの開口部は、断熱カーテンや断熱フィルム・スタイロフォームなどの断熱材を貼り、窓から熱が逃げるのを防ぎましょう。

浴室は熱めのシャワーで浴槽にお湯を張ると、湯気で浴室の温度が上がり、ヒートショックの危険を防いでくれます。

 

チェックポイント6:火災報知器

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火災報知器は、台所、寝室、階段、LDK、書斎などの個室に設置されていますか?

火災報知器は、火災の初期消火を可能にするだけでなく、火災による逃げ遅れも防いでくれます。

 

チェックポイント7:電球、ストーブ

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電球やストーブなどの熱源のそばに、物を置いていませんか?

天井に埋め込まれたダウンライトの熱でも、近くに物があれば発火します。

熱源のそばに物を置かないようにしましょう。

 

チェックポイント8:塀、擁壁、木

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壊れそうな塀や擁壁(ようへき)、倒れそうな木はありませんか?

地震などで塀や擁壁、木が倒れると、家族はもちろん、通行人にも危険が及びます。自宅の塀や擁壁、木などは適宜、点検・補修することが大切です。

 

いかがでしたか?

せっかくのマイホームで、悲しい事故が起こるのは、何としてでも避けたいものです。
そのためにも、日頃から自宅の安全をチェックしておくことは欠かせません。
年末の大掃除と合わせて、自宅の危険個所を総チェックしてみてはいかがでしょうか?

(しかまのりこ)

 

【参考】
※ 厚生労働省/人口動態調査