連載
なんでも大家日記@世田谷

失敗して分かった!「モザイクタイルDIY」初心者最大の難所は?【なんでも大家日記@世田谷】

 

こんにちは、「なんでも大家」のアサクラです。

前回に引き続き、モザイクタイルDIYの入門編をお届けします。

今回は、いよいよ施工に入りますが、

実際に貼ってみたからわかるコツをまじえながら詳しく説明していきたいと思います。

 

※ 【なんでも大家日記@世田谷】過去の記事を読む

 

■入念な準備が成功のカギ!~注文から仮置きまで

Kimi / PIXTA(ピクスタ)

まずタイルを注文するには、どれくらいのタイルが必要か計算しなくてはなりません。

モザイクタイルというと一粒一粒バラバラの印象があると思いますが、

通常は表を紙で貼った状態(ないしは裏をネットで貼った状態)で1シート単位で売られています。

タイルのサイズによってシートの大きさは異なりますが、だいたい30cm×30cm前後です。

このシート単位で何枚必要かを計算していきます。

今回のタイルの場合、1シートは「20粒×20粒」で、

目地共寸法(目地も込みのサイズ)は「303mm×303mm」です。

一方、お盆を測ってみると20.7cm×26.6cmだったので、シートは1枚で十分ですね。

もしギリギリだった場合、不足が出ないとも限らないので、多めに頼むのもいいかもしれません。

心配性な僕は、万が一の時のために2シート注文しました。

タイルが届きました。

こんなふうにタイルの表面が紙に貼り付けられ、1シートごとにつながっています。

これをお盆のサイズにあわせてカットしなければなりません。

ここで注意したいのが、測り間違いです。

間違って切ってしまうとやっかいなので、僕は施工面積にぴったりの紙型を取って、

それをガイドにオモテの紙を切るようにしています。

この紙型をタイルに重ねて切り離したあと、仮置きします。

ぴったりはまりました。

ここで少し心配なのが、カットした側のタイルの表面がオモテの紙で隠れて見えないことです。

このまま施工してもさほどは困りませんが、

きちんと中心を取るにはタイルが見えていたほうがいいでしょう。

実はこの表面の紙は施工が終わったら、水で濡らしてはがせるようにできているのです。

そこで、紙の端を濡らしたスポンジで拭き、少しだけ剥がしてカッターでカットします。

これなら接着するときに中心がしっかりとれるはずです。

さあ、準備は完了。接着してみましょう。

 

■接着は初心者にとっていちばんの難所!施工前にじっくり準備を

今回は入門の入門ということで、

タイル以外はホームセンターで手に入るものをなるべく使用することにしました。

接着剤に選んだのは、このセメント系接着剤。

容器がそのまま練り容器にもなり、

ヘラまでついているので初心者には道具をそろえる手間が省け、オススメです。

接着剤といっても、ようするにただのセメントなので、

普段DIYをやっている方なら、自宅に余ったセメントがあれば、それを使うのもありかもしれません。

容器裏の説明の分量どおりにセメントを測り、水を加えて練っていきます。

これを養生したお盆の表面に塗りつけていきます。

まあ、こんな感じでいいかな……このときはそう思ってしまいました。

ところが、いざ上からタイルを置いてみると……、

あれ? 接着剤が隙間からあふれてるのが透けて見える……。

そう、これこそがタイル初心者がはまりがちな落とし穴なのです。

接着剤がムラなく均等に塗られていなかったり均等でも厚すぎたりすると、隙間から接着剤がはみ出します。

この失敗、リカバーはききますが、とにかく作業が面倒くさいのです。

ともかく、いまさら焦ってもしかたないので接着剤が乾くまで一日待ちましょう。

 

■はみ出したセメントを削るのはツライ…接着剤はムラなく薄く均等に塗るべし

翌日、しっかり接着剤が乾いたのを確認したら、

オモテの紙を水で濡らしたスポンジでサッとふき、濡れた紙をペロペロとはがしていきます。

ぬぬっ、接着剤がはみだしちゃってます……。

まるで、すでに目地入れが完了したかのようにパンパンです。

本来なら上の写真のようにタイルとタイルの間に目地が入る隙間がないといけないのですが、

目地が入る場所まで接着剤が盛り上がってきてしまったのです。

これでは目地が入れられません。

解決案はただひとつ、ひたすら削るしかありません。

タイルの輪郭に沿ってカッターナイフでセメントをカリカリと削っていきます。

削っては掃除機で吸い取り、削っては吸い取りを繰り返します。

これが地味で退屈で疲れる作業なんです!

僕のような苦労をしないためにも、みなさん、

接着剤の塗り方には細心の注意を払ってください。

ふぅ、ようやく削り終わりました。

次回は、いよいよ仕上げの作業=目地入れにチャレンジします。