超人気の南部鐡器製ドリッパー&コーヒーポットをゲット!さてそのお味は…?
東北の一家に一台(?)あるという、南部鉄(鐡)器。
地元に、しかも幼少期に住んでいた家のすぐそばに、世界的にも有名な南部鉄器の老舗・岩鋳の工場があると偶然知って、
11月になってすっかり寒くなった平日の朝に行って参りました!
前回は工場見学についてレポートしましたが、今回はその後日談をご紹介したいと思います。
■灯台下暗し!地元のデパートでコーヒーポット、ゲットだぜ!!
この記事を書いている途中、なにげに地元のデパートに行ったんです(盛岡市ではないです)。
そうしたら、ラ・ラ・ランド!じゃなかった。な・な・なんと!
岩鋳のあの幻の、南部鉄器製コーヒーポットセットが売られていたではありませんか!!
展示品と合わせて、残り2つ。あぶねぇ!
なんというタイミングでしょう。あっさりと買えたっ!
感涙です。
そそくさと家に帰り、さっそくコーヒーを淹れてみました。

コンロでお湯を沸かします。ポットは、片手で持てる、ちょうど良い重さ

ドリッパーはコップに直接置けない構造になっていた(下の写真のように、ポットに乗せる足が4つ出ている)ため、沸いたお湯を別のポットへ入れ替えます。めんどくさ〜!

ドリッパーを南部鉄器のポットに重ねて、先ほどの別のポットでお湯を注ぎます

コーヒーができました。南部鉄器のポットは熱々なので、コーヒーが冷めません
お味は、ネットの様々な商品レビューで書かれていたとおり、まろやか〜。
普通のコーヒーポットで淹れたコーヒーと飲み比べてみると、甘みが感じられます。
工程が面倒くさいけど、南部鉄器、サイコー!!!
■不便さを解消するには…やっぱりDIY
ここで、ふと思いました。南部鉄器のポットから直でお湯を注ぎ、コーヒーをドリップできないものか?
そこで、作ったのがこれ。

端材に穴を開けて、ニスで着色したアダプターです。原始的……

上手くいきました!
こうなると、普通に買える鉄瓶のお湯で、普通のドリッパーを使ってコーヒーを淹れてもいいのではないか!?
ご家庭に南部鉄瓶があるなら、お試しください(もう、やってるか)。
ひとつ言えることは、この岩鋳のコーヒーポット、デザインがすっばらしく美しいのです。
機能面でも、取っ手が熱くならないし、付属の茶こしでお茶も沸かせるし、申し分ありません。
なかなかゲットできないレア・アイテムとしても、所有欲がそそられます!
どうしても欲しい方は、2018年までお待ちいただくか、近所のデパートを探してみて。
ネット通販は、カートに入れるボタンをポチれるけど、実は1年待ちというのが実情だと思います(2017年11月現在)。
ネットで見つけたら、まず問い合わせのメールや電話をした方がいいでしょう。
【参考】
※ 岩鋳