保冷剤を開けるだけでOK!簡単すぎる「芳香消臭剤」のつくり方
ケーキを買ったりすると、結構な頻度で箱にくっついているのが、ジェル状の保冷剤。
捨てるのはもったいないから……と冷凍庫に入れておいたものの、ぜんぜん使わない……なんてことありませんか?
もしも冷凍庫に眠っている「いらない保冷剤」があるならラッキー!
実は、それだけで簡単に“消臭剤”が作れてしまうって知っていましたか? さらにひと手間加えると、芳香消臭剤にもなるんですよ。
■どうして「保冷剤」が「消臭剤」になるの?
保冷剤でつくる消臭剤、これがまた本当に簡単。「袋を切って、容器に入れる!」たったこれだけ。
でも、なぜ保冷剤が消臭剤になるのか?この理由について説明していきますね。
実は保冷剤のあのジェルの正体は、水と“高吸水性ポリマー”。
高吸水性ポリマーは水を固める役割を担うもので、紙おむつやナプキンなどにも使用されているものです。
水と高吸水性ポリマーでできている保冷ジェルの表面には、目では見ることができないくらいの大きさの凹凸があって、そこに臭いが吸収されていくという仕組みが成り立つため、ただ容器に移し替えるだけで消臭剤に早変わりするということなのです。
今回は保冷ジェルにアロマオイルも加えて芳香消臭剤を作ってみました。さっそく、つくり方をご紹介していきますね。
■用意するもの
- 保冷剤
- 容器
- アロマオイル
- マドラー
- はさみ
もうすぐお正月なので今回はお正月の容器を用意しましたが、わざわざ買わなくても家にあるいらない(使っていない)容器でOK。
筆者は以前、チョコレートの空き容器やプリンの空き容器を使いました。下駄箱などの見えないところに置く分にはそれでも十分かと思います。
保冷剤の袋を切って、保冷剤を容器に入れます。
次にアロマオイルを数滴たらして、マドラーやスプーンなどで全体的に数回程度混ぜていきます。
アロマオイルでなくても、お気に入りの香水やボディーミストなどで代用することも可能です。
たったこれだけで、完成!
芳香消臭剤って、意外と高いんですよね。でも、家にある保冷剤で代用できるなら家計も助かります。しかも自分の気に入った香りで作ることができるのも嬉しい!
保冷剤が不要になったときには、ぜひお試しあれ!