「呼び寄せ高齢者」の母(72)が認知症にならないためにやっている11のこと

「呼び寄せ高齢者」という言葉をご存知ですか?呼び寄せ高齢者とは、遠く離れた子供に呼び寄せられ、住んだこともない土地へ移住する高齢者のことです。
私の母もその一人で、3年前から同居を始めました。
ここでは、実母が認知症にならないためにしている11のことを紹介します。

高齢になってから子ども世帯へ呼び寄せて同居したけれど…

遠く離れて暮らす子どもに呼び寄せられて、知らない土地へ移住する高齢者を「呼び寄せ高齢者」というそうです。

実母が68歳のときに我が家の同居生活はスタートしましたが、新しい生活に慣れるまで3年かかりました。

小さい孫がいて、実母の郷里近くでの生活、友人にも恵まれるという比較的好条件が揃っていたにもかかわらず、

高齢になった実母が、新しい環境に慣れることは予想以上に大変でした。

せっかく家族と同居しても、引きこもってしまう高齢者の方がいても不思議はない、とつくづく思います。

KAZUMI / PIXTA

高齢になっても認知症にならないで、家族が心身ともに健康な生活を送るにはどうしたらいいのでしょう。

「認知症になる原因」は明らかになっていませんが、少しずつ「予防方法」が見つかってきています。

『認知症を進ませない生活と介護』(今井幸充監修・法研)によると、認知機能の低下を防ぐためには、

暮らしを見直して生活習慣病を防いだり、頭を使う生活を心がけたりすることが大切だそうです。

 

実母が認知症にならないためにしている12のこと

実母が実践中の「認知症にならないためにしている12のこと」を公開します。

食事・睡眠編

1.家族と一緒に栄養バランスのよい食事をとる
2.孫と一緒に規則正しい生活をする(6時起床、19時就寝、昼寝時間をとる)
3.良質な水分を多めにとる(ペットボトルで摂取量をチェックする

 

運動編

4.植物を育てる。
5.畑の手入れをする孫の散歩、遊びに付き合う(1日1時間は外で過ごす)

 

頭や指先を使う

6.懸賞の雑誌を購入し、毎日1通以上応募(投函した日、宛先、内容、結果をノートに書く)
7.趣味のカメラを始める(撮影場所へ行く、写真を撮る、応募作業も自分でやる)
8.「俳句や標語の公募」に応募
9.酵母を使った料理を研究する

 

コミュニケーションをとる

bee / PIXTA

10:簡単なアルバイトをする
11:外出先では積極的にいろいろな人と会話をしてみる(孫が一緒だと話がしやすい)

 

食生活は認知症の大きな原因になっている

kuro3 / PIXTA

訪問リハビリの仕事をしていた時、親子の世帯が近居ではない場合や、親類などの行き来が少ない高齢者だけの世帯の場合、
食事摂取量が少なかったり、食生活のバランスがとれていない様子がうかがえて、「食生活は認知症の大きな原因になっている」と感じました。

また家族や誰かの役に立って、生きがいを持つことは大切だと思います。

tantan / PIXTA

親に火を使う作業を欲しくない場合は、洗濯をたたむ、植物を育てる、といった手伝いをしてもらうのがオススメです。
「積極的に自分が好きなことを見つけて、続ける努力が必要」と実母は実感しているそうです。

本人と家族の協力で、家族みんなが健康で楽しく生活できるようにしていきたいと思います。