100均で買うなら…毛玉取り器よりT字型のアイツの方がおトク!?
洗濯すると、時折発生するあの毛玉。
特に、タオルと一緒に服を洗濯したり、加えて化繊で編まれたカーディガンなどを洗濯すると、高確率で毛玉になってしまいます。
冬に重宝するフリースも、一緒に洗うもののチョイスに気をつけないと、やばいですね。
東京都クリーニング生活衛生同業組合によると、毛玉(ピリング)とは、衣服を着たり脱いだりするのを繰り返す際の摩擦や、
洗濯機で洗濯している時の摩擦によって生じる現象とのことです。
毛玉の定義、ご存知でした!?
■面倒くさがらずに毛玉取り、実践しました

定番の毛玉取り器、100均ショップでも買える時代ですが…普通に買っても乾電池2本が必要です

分解してみたところ(と言っても、簡単に外れました)、回転部分に刃が3枚付いているだけ!
以前は毛玉ができたら、すぐにポイ捨てしていたのですが(見栄えが悪いので)、
ふと思い立って、机の上に置いてあったヒゲ剃り(=T字カミソリ)を使ってみると……。
取れました!毛玉!!

毛玉ができたフリース。T字カミソリの出動です

繊維の流れに沿って、やさ〜しくジョリジョリ…(※これ、上の写真と同じ服です)

2枚刃だと、毛玉が詰まる!? 試すなら1枚刃のほうがよさそうです

詰まりつつも、1回やっただけで結構取れています
この時注意しないといけないのは、ジョリジョリやりすぎると生地が薄くなってしまうこと。
最悪、穴が空いてしまいそうです。
ネットで「毛玉、T字カミソリ」と入力して検索してみたら、先人たちがすでに発見して試しておりました。
このT字カミソリを使う方法(その他、手で毛玉を引きちぎる)は一時流行ったそうなのですが、衣服にとって全くよろしくないようです。
ただ、まあ、毛玉取り器がない緊急の場合に有効と思います。
使い捨てのT字カミソリは、100均ショップで10個入り100円(税抜き)で買えますから、
毛玉取り器と乾電池2本を購入するよりも、断然お得!
さらに、毛玉取り器の正体(中身)が、3枚のカミソリのような刃だった!
ということで、T字カミソリを使うのとあまり変わらないような……。

freeangle / PIXTA(ピクスタ)
思うに、大切な服の場合、毛玉を作らないように注意して、起毛しているものとそうでないものを一緒に洗濯しない(洗濯ネットで仕分けしたり)。
これが一番の毛玉対策かも、ですね。
これまた前出の東京都クリーニング生活衛生同業組合によると、
アクリルと綿、ポリエステルとウールといった混紡糸による製品には、特に注意が必要だそうです。
摩擦により、絡みやすい繊維が絡みに絡んで、毛玉発生!となるワケです。
筆者の場合、毛玉発生以前に、ウールのセーターを洗濯機で洗ってしまい、縮んでベビー服みたいになってしまいました。
とほほ……。
【参考】