「卵の殻」で1分磨くだけ!簡単にできるキッチンシンクの掃除術
日々の食卓で出番の多い卵。
突然ですが、当然のように出る殻を皆さんはどうしていますか?
そのまま捨てていますか? 何かに利用していますか?
よく見聞きするのは、殻の主成分であるカルシウムが肥料替わりになるということ。
筆者宅でもざっと砕いて観葉植物の土表面に敷き詰めています。
白い殻は、鉢を綺麗に明るく見せてくれますよ。
その他にも、意外な場所の掃除に卵の殻が活躍するんですよ。
■卵の殻を利用した「塗り壁材」や「クロス」「タイル」なども
とはいっても、世界中、いえ日本国内だけで考えても、殻の処分量はおそらく凄い数字になっているはずです。
最近は研究開発も進み、殻をリユースした塗り壁材、クロス、なんとタイルも作られています。
殻の特性を活かして軽量だというところは見逃せませんね。
塗り壁材は、筆者もDIYで塗ったことがあります。
調湿・消臭効果が期待できるとのことで、前の自宅で大型犬の室内トイレ周囲、賃貸用団地では襖にも塗りました。
■捨てる前の卵の殻で「キッチンシンク」を1分磨くだけで、ピカピカに!

photo/kazashito nakamura
筆者の日常的な再利用法は、ズバリ!「キッチンシンクのお掃除」です。
シンクの四隅って、少しサボると汚れが溜まりやすいですよね?
卵の殻って、割ったらとりあえず一旦シンクに置き、そこから捨てるという動作が一般的だと思うんです。
そこでシンクに置いた卵の殻を手でつぶし、そのまま四隅を中心に、汚れが気になる部分を磨きましょう。
磨き終えたら、水で流すように集めて生ゴミ入れに捨てます。
この間、ほんの1分程度。
これ、以前ジューサーやミキサーのお掃除に、卵の殻と水を入れて撹拌すると、ピカピカに綺麗になると読んだことからヒントを得て実践しているものです。
かなり効果があるんですよ!
■「鉄製フライパン」も1分磨くだけでピカピカに!
ほぼ毎日使う卵焼き用などの鉄製フライパンにも効果があるんですよ。
鉄製は「洗う時に合成洗剤や石けんを使わないように」とありますよね。
そこで、卵の殻をタワシの替わりにして汚れを落とし水で流すだけで済ませるようにしています。
どちらにも言えることですが、薄い殻と手指をダイレクトに使うので、
ブラシやスポンジがちゃんと当たっているか分かりにくい入隅をピシッと磨ける点が気に入っています。
ただし! シンクであればステンレス、ジューサー類であればガラス製品、フライパンは鉄製という前提です。
塗装されたホーローや、プラスチック質のもの、テフロン加工のフライパンは絶対にオススメしません。
実際、筆者は以前、プラスチック製のフードプロセッサー容器を細かい傷だらけにしてしまったという悲しい思い出があります……。
いかがでしたか?
捨ててしまう廃材のちょっとした利用が出来て、洗剤も時間も場所も取らないお掃除方法のご紹介でした。
自然の恵みに感謝して、卵を美味しくいただいたら、後の殻も役立てたいですよね。
もし他にも良い活用方法があったら、皆さんからもぜひ教えてくださいね!