元宅配ドライバーに聞く!スムーズに宅配便を受け取る裏ワザって?

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気軽に何でもネット注文できる時代。
宅配便の利用が格段に増える一方で、人手が足りず、配達が追いつかないといった現状が問題になっています。
特に年末年始はお歳暮に加えてプレゼントやお取り寄せなどの件数が増え、宅配便が多くなる時期です。
「宅配便が予定日になっても届かない!」なんてことは避けたいもの。
そこで、日刊Sumaiの過去記事の中から、「宅配」に関する人気記事を4本ピックアップ!
知って得する宅配に関する豆知識をぜひチェックしてみてください!
■「われもの」シールって実は役に立たないの!?
【キャリア14年・元宅配ドライバーに聞く】荷物を大切に扱ってもらう方法
宅配のことは宅配業者に尋ねるのが一番。
ということで、最初にご紹介する記事はキャリア14年の元宅配ドライバーさんのお話です。
宅配便には「われもの」「この面を上に」「上乗せ厳禁」といった注意喚起のシールが貼られることがあります。
でも「このシール、本当に効果があるのだろうか」と疑問に思ったことはありませんか?
自分にとってはたった1つの荷物ですが、ほかの宅配便の中に混ざると何十個もの荷物の中の1つとなってしまいます。
さらに、そのどれもが同じようなシールを貼っていたとすると、
仕分けする側やドライバーさんの注意を引くことは難しいでしょう。
では、宅配業者の人に荷物を大切に扱ってもらいたいときは、一体どうすればいいのでしょうか?
誰にでもできるひと工夫をご紹介します!
■メリットだらけ!再配達以外で荷物を受け取る方法
【キャリア14年・元宅配ドライバーに聞く】「営業所」に取りに行けばストレスなし!? 双方がWin-Winの宅配とは?
「不在で荷物を受け取ることができなかった」というとき、
再配達の電話をするのが一般的な流れでしょう。
でも、再配達の依頼って何だか心苦しくて電話をかけにくくありませんか?
ただでさえ忙しくて大変な宅配業界。
再配達をお願いすると二度手間をかけることになってしまいます。
また、受け取る側も気が抜けません。
再配達で指定した時刻になると「今度こそは!」という気持ちで、トイレやお風呂も我慢してひたすら待機。
うーん、これはちょっと辛い……。
一度受け取れなかった荷物を受け取るには、再配達以外にも方法があるんです!
利用者とドライバーの双方がWin-Winになれる、その方法とは?
■今さら聞けない「宅配ボックス」総おさらい!
再配達率が49%→8%に!恐るべし「宅配ボックス」の威力!!
宅配便数の上昇、ドライバー不足に加えて、
単身世帯や共働き世帯など不在が多い家が増え、再配達の割合も増加しています。
いろいろな問題に頭を悩ませている宅配業界ですが、特に再配達は社会問題といっていいくらい深刻です。
その解決策として期待されているのが、「宅配ボックス」です。
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社が、
福井県で共働き世帯を対象として行った「宅配ボックス実証実験」では
宅配ボックスの利用で再配達率が49%から8%に減少したというデータもあり、効果は絶大。
宅配業界を救う宅配ボックスについて、改めておさらいしてみましょう!
■宅配ボックスがなくても荷物を置いて行ってもらえる方法とは?
宅配ボックスは必要ない!? 不在時でも確実に荷物を受け取れる超簡単な方法って?
不在時に宅配の荷物を玄関先に置いていってもらうには、
宅配ボックスが不可欠だと思ってはいませんか?
実はこれ、宅配業界の鉄則というわけではないようです。
受取人が玄関脇や物置に荷物を置いていくことをお願いしておくと、
そのとおりに対応してくれることもあるのだそう。
ただし、荷物の紛失があった場合は補償問題になってしまうこともあるため、
荷物を置いていってくれるかどうかは、あくまで個々のドライバーさん次第です。
「宅配ボックスがないけど、不在時は玄関前に荷物を置いていってほしい」
という方は、一度この方法を試してみるのもよさそうです!