親子が触れ合える空間って?「北欧デザインの巨匠」アルヴァ・アアルトに学ぶ身近な住まいの知恵・その3

 

みなさん、こんにちは。

前々回からご紹介してきた建築家「アルヴァ・アアルト」の自邸。

前回はアアルト自邸の1階のリビングとダイニングをご紹介いたしました。

※ 引き戸がポイント!「北欧デザインの巨匠」アルヴァ・アアルトに学ぶ身近な住まいの知恵・その2

そのリビングは家族がくつろぐための空間でもあり、時には事務所のスタッフがコーヒーブレイクする場所でもありました。

スタッフを自宅のリビングに招き入れるような間取りからも、アアルトの優しい人柄が伺えますね。

今回は1階から2階へ上り、家族のプライベート空間をご紹介致します。

 

■家族が自然に集まる場所にあるものって?

階段で2階へ上ると目の前にホールがあります。

そこには、ソファとアームチェアが。

ソファの前のセンターテーブルは、アアルトが住んでいた当時はリビングにあったものだとか。

当時は別のセンターテーブルが置いてあったそうです。

南側の窓からは自然光が降り注ぎ、夜はペンダントライトの光がテーブルの上を照らします。

穏やかな光の取り入れ方が心地良いですね。

ソファーの目の前には暖炉があります。

北欧の冬と夜は日本よりずっと長く厳しいので(筆者が訪れた時は太陽の出ている時間は約6時間だけでした!)、暖炉に火を焚けば、家族が自然と体を温めに集まってきました。

家族で暖炉を囲んでのんびりと会話をすることは、アアルト家の当たり前の暮らしでした。

また暖炉を囲むように、夫婦の寝室と子ども部屋、ゲストルーム、屋上テラス、バスルーム、トイレがあります。

アアルト家の人々は、自分の部屋に行く際に、必ず暖炉のあるホールが目に入るので、家族同士で会話をする回数は多くなりました。

 

■家族の幸せはお家次第!ハッピーになる間取りって?

ところで今、日本では子どものいじめ・自殺などが問題になっています。

その一つの要因として、子どもと家族が関わる時間が短いこともあるかもしれません。

親子が話し合う時間が長ければ長いほど、顔を合わせる回数が多ければ多いほど、お互いの愛情を深めたり、誤解や問題を早期に解決することが出来るのではないでしょうか?

アアルト自邸は、子どもが自分の部屋に行く途中で必ずリビングを通過するような間取り。

お家を借りる際、お家を購入する際に、そんな家族が自然に顔を合わせる場所のある間取りを選んでみると、少しだけハッピーになれるかもしれませんよ!

今回は2階のホールをご紹介致しました。

次回は爽やかに目覚められる寝室をご紹介致します。

 

【アアルト自邸】

■住所 Riihitie 20, Helsinki, Finland

■電話番号 +358 9 481 350

■営業時間

冬(12月〜1月)火~金/13時 土/13時、14時、15時  (定休日:月曜)

春(2月〜4月)

秋(10月〜11月)火~日//13時、 14時、 15時、  (定休日:月曜)

夏(5月〜9月)火~日/13時、 14時、15時、16時(定休日:月曜)

8月 月〜日/13時、14時、 15時、16時、17時(定休日なし)

■ガイド付きツアーに参加する必要があります。表記の時間は集合時刻になります。

2018年度の開館予定の記載がホームページにはありません。

祝祭日などの予定は直接お問い合わせください。

■料金 大人/18ユーロ 学生・シニア/9ユーロ