築50年!「リノベマンション」の面白さとは?
マンションを探すときに「築浅・新築がいい」という人も多いでしょう。
自分の年よりも長い年月を経た、古いマンション。筆者はそんな味わい深い、築50年のマンションに住んでいます。
部屋はきちんとリノベーションされているものの、そこかしこに“古さ”が残るこの物件。新築にはないものの、それが逆に面白い!
そこで今回は、リノベ物件の面白さをご紹介しましょう。
■柵のベランダは開放感たっぷり!
こちらは入居前のリビングの様子です。日当りも良好で、そこに一目惚れしました。ベランダが、今ではあまり見かけない柵タイプ。窓もよく見ると……網戸がありません!
夏は、蚊が入ってくるという難点はあるものの、晴れた日は、足元まで光がさしこみ、開放感が最高なんです。
■ふしぎ? キッチンと冷蔵庫の間に、洗濯機
こちらが玄関付近で、玄関すぐのところにキッチンがあります。そして、写真手前の段差はなんだと思いますか?
洗濯機を置くための段差だったのです。面白いですよね。若干高くなるので、腰をかがめなくても良く、取り出しが楽ちんです。
キッチン、洗濯機ときて、冷蔵庫を配置していますが、不便と思ったことは、意外と1度もないんですよ。
昔は、洗濯機をベランダに配置したようで、その名残があるのも古いマンション特有ですね。
ベランダに水源があるマンションは、新築ではなかなか無いかもしれませんね。ちょっとしたガーデニングの水やりなどにも便利です。
■派手な色のアイテムもマッチ!
この部屋のテーマは“赤”。リノベーションの時に、扉やタイルの一部を赤で統一しているので、合わせて冷蔵庫と電子レンジも赤色を選んでいます。
なかなかチャレンジしにくい派手なアイテムも、リノベ物件には不思議とマッチするから不思議です。
■古さがコミュニケーションを生む
リノベというと、気になるのが“水回り”。もちろんしっかりリノベーションされています。
お風呂は少し狭く、湯沸かし機能がないので保温できないのが難点。しかし逆に、同じ時間帯に家族全員お風呂に入ろうとするようになり、コミュニケーションはアップしました。
リノベ物件って、新築のような綺麗さもあるので、部屋も綺麗に保とうと努力できるし、反対に古いからこその魅力もあって、とても面白いんですよ。
次、引っ越す時はリノベーションされたお家も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?