「実家」が汚すぎて片付けが無理…という人は必見!親も納得する整理術とは?

 

Tomotaka / PIXTA(ピクスタ)

先日、実家の片付けをしてくれないかと依頼がありました。

こういったニーズは非常に高いのですが、この種のご依頼は非常に難しい作業になります。

理由は簡単。

実際にお住まいのご両親に片付ける意思がないことが多く、整理する(捨てる)ことが本意ではないパターンが多いからです。

整理収納は、整理収納のプロが勝手に作業して終わるものではありません。

一般的に家事代行のように継続的に作業するなら別ですが、整理収納を実現するにはご依頼主である家主に寄り添って一緒に作業しなければ進められません。

また、仮に一旦キレイにできたとしても維持することは困難です。

この記事を読んでいる方の中には、実際にご両親の住む実家をなんとかしたいという方も多いかと思います。

そのような方に向けて、今回は実家の片付けるための「事前準備」ついてご紹介したいと思います。

 

■昔の自分の部屋など、まずは使っていない部屋から整理を始める

ムツ / PIXTA(ピクスタ)

人は高齢になると一般的に単にモノが増えるだけでなく、思い出と一体になったモノが増えていきます。

また、現在の60代以上の方々は高度経済成長期を生きてきた方々なので、「モノが多い=豊か」という図式が少なからず成り立っていることが多いのが、さらに家にモノが多すぎることに影響しています。

ただ多くの場合、見えないモノや自分に関係のないモノは結局ないものと同じなので、心の整理さえつけばモノも整理できます。

実家に限らず、整理するには成果を実感することが大切なので、まずは家を出る前に自分が使っていた部屋など、ほとんど入ることがない部屋から片付けるのがポイントです。

mitsu / PIXTA(ピクスタ)

ご自分が使っていた部屋ならば、多くは自分のモノだと思いますが、家族のモノがある場合に勝手に処分してもめてしまうと、片付かないどころか不仲になってしまうこともあるので、片付ける作業をする人の所有物以外は勝手に捨てないようにしましょう。

使っていない部屋の使っていないモノなので原則手放しますが、どうしても残しておきたいモノは持ち主の家で管理するのが原則です。

 

■手放したくないのは「モノ」そのものか「モノへの思い出」かを親子で判断する

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

整理され、片付いた状態を実感したら、次にご両親のモノです。

この際、あまり考えずに手放せるモノは問題ありませんが、問題は手放すことに抵抗があるモノ。

手放したくないモノを無理やり手放すように促すのはあまりオススメしません。

モノの価値はそれぞれ違いますので無理やり手放させると上手くいきません。

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この時に気をつけたいコツは2つあります。

  1. ご両親に共感してあげて、一緒に「これは取っておく」「これは手放す」という「手放さない軸」を決めること
  2. 迷うモノ、手放したくはないけど使ってないモノを、ダンボールや衣装ケースなどに分類し、ラベルと日付を書いて収納していくこと

例えばほとんど着ない洋服でも手放すのは嫌というなら、ひとまとめにしてダンボールなどにしまって1年後まで使わなかったら手放すと合意を取り付けます。

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

また、思い出と一緒になったモノなのであれば、それを写真に取って飾ることも有効です。

誰しも思い出は捨てたくありません。

そうすれば、頻繁に思い出せるよう写真で飾ることで心の整理がつくことも少なくありません。

 

いかがでしたか?

実家の片付けとなると、なかなか時間も取れないから一気に片付けたくなるところ。

しかし、多くは何十年も積み重なっているモノなので焦らず、ゆっくり、でも計画性を持って確実に進めることが大切です。

実家を片付けたいと思うなら、心を整理するという認識のもと、年末だったり定年だったり、孫の誕生や生前整理などタイミングを見て合意のもと始めると良いと思います。

これを参考にして、実家の片付けを始めてみてくださいね。