不動産

鶴間 正二郎鶴間 正二郎

賃貸物件資料、内見、契約。損しないための不動産会社で確認したい注意点

年度末に向けて、本格的に引越しシーズンに入ります。

物件探しで不動産会社の店内に入ってかで営業マンを前にしてからの注意点についてまとめました。

物件の資料から内見、契約まで、必ずチェックしておきたいポイントを19年業界で営業マンとして働いてきたプロが伝授します。

不動産会社で見せてもらう資料で確認すべき注意点6つ

KY / PIXTA

不動産会社に事前に電話連絡して希望条件などを伝えておけば、いくつか物件資料を用意してくれているとは思います。

しかし、改めて希望のエリア、広さ、予算等を確認しましょう。

 そこで、無駄な内見を防ぐためにこの段階で確認しておくべき事項をまとめます。
    1. ペット飼育の可否。可の場合、敷金の割り増しはあるか?
    2. インターネット環境
    3. 洗濯機置き場の位置(室内か、バルコニーか、廊下か)
    4. バストイレ別か否か。追い炊き機能の有無
    5. バイク置き場の有無。敷地内に停めて良いかどうか(バイク使用者のみ)
    6. 楽器についての規定の有無(特にピアノ)

 

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ちなみにバランス釜は「追炊可」に分類されます。

風呂が「追炊可」となっている場合は念のため確認しておいた方がいいでしょう。

ピアノや大型バイクをお持ちの方の場合、物件探しのハードルはかなり高くなります。

内見時に必ず確認しておくこと5つ

KY / PIXTA

「百聞は一見にしかず」と言いますが、実物を見て本人が気に入るか否かがすべてです。

そこに第三者の出る幕はありませんが、あえて現地で必ず確認しておくべき事項をまとめます。

 

1.照明、エアコン、ガスコンロ等が設置されている場合、それが部屋の設備か残置物か?

NAKA JUN. / PIXTA

部屋の設備であれば故障した際の修理は貸主負担、前の居住者が残していった残置物の場合、修理は入居者負担になります。

 

2.収納は全部開けてみる

Graphs / PIXTA

黒いポツポツが多数落ちている場合はゴキブリの糞を疑ったほうがいいですよ。

 

3.天井照明の差し込みが手持ちの器具と適合するか?

pu- / PIXTA

これは、意外に見落としがちなポイントです。

 

4.手持ちの家具が入るか?

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特に冷蔵庫と洗濯機。内見時にメジャーで寸法を測ってみるといいです。

 

5.カーテンを新たに作る場合は、カーテンレールの写真を撮っておくこと

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レールの種類によってカーテンのフック部分の形状が変わってくるそうです。

「クロージング」って?

blanche / PIXTA

予定物件の内見が終わると「どうしますか?」ということになります。

ここからが業界で言う「クロージング」の段階です。

不動産業界では、いかに手間暇かけてお客様を案内しても、契約に持ち込まなければ、ビタ一文もらえません。

ですから、ちゃんとした営業マンは「この部屋に決めます!」とお客様に言わせるように話を持っていきます。

営業マンのペースに乗せられないよう注意し、申し込むか否か自分の意思で決めましょう。

仮に申し込む場合、ここで確認しておかなければならない事項をまとめます。

 

1.契約開始日はいつにするか?

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我々はこれを「賃料発生日」、略して“賃発”と呼んでいましたが、文字通り家賃が発生し始める日にちです。

大抵の場合は引っ越し日のことを意味しますが、家賃だけ払って引っ越しは後でも構いません。

申し込みから3週間以内ならほぼ問題ないと思います。1か月だと微妙。

それ以上先だと断られる可能性が高いと思います。

 

2.契約日

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これは、文字通り賃貸借契約の手続きをする日です。

案内をしてくれた会社で行う場合と、物件の管理会社で行う場合があります。

 

3.諸条件は交渉可能か否か?

内容によっては相談に乗ってもらえる場合もあるので、希望がある場合はダメ元で聞いてみましょう。

それ以外に注意すべきポイント

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1.不動産屋の「早く決めないと無くなっちゃいますよ」はあながち嘘じゃない

なかなか決心がつかないお客様に対して決断を促すために営業がよく使う言葉ですが、あながち嘘ではありません。

申込書を先に出した方が優先というのが業界の大原則で、私もタッチの差で物件を取り逃がしたことは何度もあります。

 

2.無意味な交渉は印象が悪くなる

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先ほど諸条件については、相談に乗ってもらえる場合があると書きました。

しかし、ここでしつこく粘ると印象が悪くなり、申し込みそのものを断られる場合があります。

例えば、「家賃をあと〇万円下げてもらえれば今すぐ契約する」というように本人は交渉術を駆使しているつもりでも、不動産業者からすると毎度のことです。
許容範囲を超えた減額は、いくら粘っても無駄です。

 

3.「のっけ」に注意

以前ご紹介したことがありますが、不動産業界の悪習で「のっけ」というものがあります。

のっけとは例えば「敷金1礼金0」で出ている物件に、仲介会社が礼金1をのっけてお客様に紹介するというものです。

ほとんどの管理会社は「のっけ不可」ですが「のっけ可」という会社もいくつかあり、そういう会社の場合のっけられた1か月分の礼金は管理会社から仲介会社へのバックマージンとなります。

決めようと思っている物件がある場合、念のため他社のサイトで同じ物件を検索してみることをオススメします。

ひょっとしたら同じ物件が違う条件で出ているかもしれません。

物件を探すのは大変ですが、今回ご紹介したポイントを意識するだけでだいぶ違いますよ。
ぜひ実践してみてください。

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