小学校6年間で50回しか使っていない!? 子どもにも簡単な「学習机」の活用法

NOBU / PIXTA(ピクスタ)
この春から小学校に入学するお子様もいらっしゃると思います。
入学準備に必要なモノはいろいろとありますが、その中で高額なアイテムの一つが学習机ではないでしょうか?
なかには「学習机は本当に必要なのかしら?」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
そんな人に向けて、この春に小学校を卒業する息子の使用頻度と、その活用法をご紹介したいと思います。
小学校6年間で「学習机」を使ったのは、50回もない!
この春、卒業をむかえる息子が学習机に向かっている姿を見たのは、たぶん50回もありません。
実際に勉強する場所はリビング近くのカウンターが定位置。
リビング学習をすると頭が良くなる!?って見聞きしてから、リビングで学習するスタイルが日常となりました(笑)。
では必要なかったのか?と言われたら……。
親としては入学当時、「学習机がないと小学生になった気がしない」「部屋の中がものたりない」と感じてしまったと思います。
あと普段は、お友達が来た時にジュースやお菓子を置く場所として使ってます……。
そして今後、中学・高校と進学しても、今のようにリビングで学習し続けるとも考えにくいですしね。
そう考えると必要?だったのかもしれない……という今の判断です。
子ども用のお片付け本を読んで感じた「学習机」の必要性
お片付けが大好きな女の子が登場する『すみれちゃんのお片づけ12カ月』(岩崎書店刊)という本に出会いました。
この本を片付けが苦手な4年生の娘に読ませてみると、ちょっとその気になったみたいで「自分の部屋を片付けよっかな~」ですって。
まず一番、片付けが必要そうなのは「学習机」。
ほとんど物置状態です。
これは収納棚か?と思えるほど物が散乱していますね……。
娘もリビング学習がメインですのであまり使わないのですが、学校用品をしまう場所は絶対必要です。
使わないなりに『すみれちゃんのお片づけ12カ月』をお手本に、片付けながら学習机を上手く活用してみようと思います。
机にある本はいる?いらない?最終ジャッジを子どもに判断させてみた!
ごしゃごしゃ~っと置かれた学習机の本棚。
必要な教科書をすぐに取り出せる状態ではありません。
いつもなら母である私が勝手に整理してしまうのですが、あえて「いる」か「いらない」かを娘に判断させてみました。
すると「これは使うでしょ~。これは要らないわ~」と、一度本棚からすべて下ろして、いるものだけを並べたてみたらスッキリ!
なんと、本が半分以下になりました。
そして今の時点で捨てる判断が難しいものは、目に入らない別場所に保管しておきます。
がら空きになっている「引き出し」を発見!学習用品の備品庫として活用
朝になってから「ママ~、○○がもうない!」って子どもが騒ぎだすこと、ありませんか?
「どうして昨日のうちから言わないの!」って24時間営業のお店に車を飛ばしたこと、私は何度もあります(笑)。
「あ、あの調味料がない!」と慌てて買いに走る姿に似ていると思いますが、学校で必要そうなものも調味料と同じように、何個かストックしておけば、急な要求にも応じられますよね。
学習机の引き出しの様子。
開けてみると、がらんとして何も入っていませんでした……。
スペースがもったいない!ここを有効に活用します。
早速、絵具やセロテープなど、学校で必要そうなものをあらかじめストックして並べてみました。
子どもと一緒に確認したので、なくなったら自分で持ち出してくれそうです。
一番下にある大きな引き出しには、来年使うかどうかわからない教科書や通知表など、学校にまつわる書籍類を収納するのにピッタリでした。
まだまだ入りそう。
学習机って意外にも収納力があるんですよ!
いかがでしたか?
この春、学習机を買うかどうかを悩んでるご家庭や、学習机をうまく活用できていないとお考えの方は、ぜひ学習机の収納力に目を向けて上手く活用してみてくださいね。