玄関をちょっと変えると冬が楽しくなる! スウェーデン流のカンタン玄関活用法

maroke / PIXTA
寒い冬、コートやジャケットのかさばるものや、手袋、マフラーなど小物の収納場所が悩ましい……そんな方も多いでしょう。
コートやジャケットをリビングの椅子やソファーにかけてしまうと、お部屋が散らかって見えますし、型崩れやしわの原因にもなります。
出かける直前に、「あれれ……どこにあるの?」というパニックも防ぎたいですね。
そこで、スウェーデンの冬の玄関をご紹介します。
寒くて長い冬を、少しでも快適に過ごすためにスウェーデンの人たちはいろいろと工夫しています。
冬の問題はお任せください!スウェーデンの知恵で簡単に解決できるんです。
■玄関近くにコート掛けが便利!
玄関入って、すぐの壁にオープンタイプの帽子ラックと、シューズラックが、スウェーデンの一般的な玄関です。家に帰ってすぐに、コートをかけます。
オープンタイプなので、かけてあるコートやジャケットがすべて見えてしまいますが、1か所にまとめることで、すっきりみせる効果があります。
移動可能なスタンドタイプのコートかけなら、お客様がくるときに活躍しますね。
■ブーツや靴の汚れから床を守るコツ
雪の多いスウェーデンでは、外から帰るとブーツや靴が雪まみれになっています。帰宅してすぐに、靴箱にしまわず、オープンタイプのシューズラックに置いて乾燥させます。
新聞紙や古いタオル、または、プラスチック製のトレーなどを汚れた靴の下に敷くと、玄関のお掃除が楽になります。
こんな便利なプラスチック製の靴用トレーがあります。靴をこの上に置いたり、トレーをシューズラックの下に置いたりします。
少し深さがあるので、とけた水をしっかりためて、玄関の汚れを防いでくれます。
■手袋、帽子、マフラーも玄関に収納しましょう!
筆者の家では、こんな風にイケアのスモール収納を使ってざっくりと手袋、帽子をわけて収納しています。引き出しに入れてもいいし、棚においても、軽いので子どもでも楽々ケース毎とることができます。
指定席を作ることで、子供でも簡単に片付けができます。出かける前に身支度をするときも、さっと取り出せて便利です。
小物類も、玄関に収納することで、外出前の身支度がすべて玄関で整います。
■凍った玄関先には、砂利で滑り止めを!
玄関先の通路は、家の影になって雪がなかなかとけないことがありますね。また、一度溶けた雪が凍って地面がとても危険な状態になることがあります。
傾斜や階段があると、もっと危険ですね。そこで、スウェーデンでは、雪が積もったら、砂利をまいて滑り止めをします。
砂利をまくだけの簡単な対策ですが、これが一番滑り止めに効果があります。
寒い冬、防寒具をしっかり身に着けるとおでかけも楽しくなります。
お出かけ前の身支度や、帰ってからの片付けが楽なスウェーデン流の玄関まわり、お宅でも取り入れてみませんか?