風水コンサルタント種市勝覺先生

片づけられない自分に腹が立ちます。どうしたらいいですか?【風水で解決!】

 

種市先生

撮影 難波雄史

片づけても片づけても、いつのまにかグチャグチャに……といった家や家族に関する、さまざまな悩み。

もしかしたら“風水”に解決のヒントが見つかるかもしれません。

風水コンサルタントの種市勝覺(たねいち しょうがく)先生が、あなたの悩みを、風水の観点から、解決します!

 

※ 【風水で解決!】過去の相談を読む

 

Q:掃除や片づけをしても数日後にはすぐグチャグチャ…「なぜ同じことをくり返すんだろう?」と片づけられない自分にも腹が立ちます

片付け

SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

この度は、ご質問をいただきましてありがとうございます!

まずは「片づけしないのもアリ!」という意識をもつことから始めてみてはいかがでしょう?

そもそも“片づけられない”といっても、片づける能力がないわけではありません。

(単に紙クズをゴミ箱に入れるだけでも、立派なお片づけですので。)

ゴミを捨てる

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

まずは“その時は片づけないことを自ら決断している”“他に大切なコトを優先させているダケ”と、発想を転換することが大切です。

自分の意思をなにかに支配されている心理状態から、自分が選んだことを認めてあげる方向にシフトしましょう。

私が専門としている密教では、心に浮かぶことを否定しないことがとても大事。

密教とは、自他の感情や欲望を否定せず、向き合い、受け入れ、活かすことで自分自身を救う技術のことです。

 

ストレスフルな現代、せめて家くらい“しなくてもイイ”を味わえる場所に

悲しむ犬

imada504 / PIXTA(ピクスタ)

人間誰しも「やらなければならないコトが多くある」というストレスを味わうのは嫌なんです。

「義務感」よりも「解放感」を、なるべくなら味わいたいですよね。

たとえば職場などでも、いろんな出来事や人間関係に直面しますし、その中で「あぁ。。。苦手だけどやらなければなぁ」と悩むことがあるはずです。

それなのに、家に帰るたびにまた、やらなければならないコトが「できてない」を味わうなんて。

しょんぼりした犬

Anurak / PIXTA(ピクスタ)

「整理整頓がヘタ」「なんで家をきれいに保てないんだろう」という自分を責める……そんなの、苦しくないですか?

せっかくのプライベートタイムまで、室内で“できてない探し”をして、自分を苦しい方へ追い込んでしまっているんです。

風水における理想的な家とは、自分自身の心身がリラックスし回復できる居場所のこと。

消耗した心身を安全に充電できる場所として機能するのが望ましいです。

 

風水で重んじる、居場所としての“家”って?

家族 イメージ

プラナ / PIXTA(ピクスタ)

どんな人も、人的居場所と物理的居場所の二つが整って初めて縁と運が育ちます。

前者は、安全地帯として自分を迎え入れてくれる人のこと。

僕にとっては家族です。

共有した思い出がたくさんあって、一緒にいると無意識のうちにいい連想が働くような存在を指しています。

一人暮らしの方については一緒に住むペットや、外で会える心の通った仲間もよりどころ(居場所)となりますね。

そして、物理的居場所とはまさしく家のことです。

二つの居場所が安心に満ちていくことで、暮らしにはさらなる生氣が巡ります。

一方、いつも義務感や責任感ばかりの殺氣立った自分自身でいると、次第に自分の居場所にも殺氣をまき散らすように。。。

「片づけなきゃ……」と自分を責めると、どんどん片づけ(作業)をこなすだけの日々になり、殺伐とした日々にもなりかねません。

気持ちの良い部屋

terumin K / PIXTA(ピクスタ)

風水ではゆっくりと呼吸できる家こそ“いい家”。ぜひ覚えておいてください。

多少の散らかりは大目にみて、自分をイタワル(イタブルではなく・笑)のが最優先。

力まずに、紙くず一つ捨てても「疲れているのに片づけできて私スゴい! これも風水! 運氣向上間違いナシ!!」くらいの甘~い基準で自分を労えばいいんです。

氣が乗らないときは「明日のために、休息を優先できてエライ!」と自分ファーストに。

どうしても完了欲求が強すぎるとゴール(完全片づけ完了)以外には無力感を感じてしまうので

1から10の中の、10のみを正解とするのではなく、1を2へとに進められたコトを小さく大切にしていきましょう。

そうしたなかで空間が少しでも整った際には、心もきれいに整理できているはずです。

まずは住まいに居るときの自分自身を「できていない人扱い・ワルモノ扱いするのをやめてみる」

という発想の転換、ぜひ一度お試しくださいね!

(取材・文 門上奈央)

 

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