1,000万円以上もローンを無駄に払ってる!? 広い「子ども部屋」はいらない!

マイホームの購入といえば、人生で最も高い買い物です。

ほとんどの方にとっては一生に一度のことですし、多くの方が何十年もローンを払い続けますから、当然、無駄なお金は払いたくないですよね。

そして、理想的な住まいに少しでも近づけようと、様々なことを考えますよね。

筆者は整理収納の仕事で、新築から築10年以上経過した家まで、たくさんの家を拝見しています。

そこで感じるのは、無駄に広い家を購入している方が本当に多いということです。

収納もそうですが、「できることなら広いほういい」と無意識に錯覚している方が本当に多いんです。

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つまり「広い=理想的な住まいに近づく」と思いがちなんですね。

しかし収納一つとっても、ただ広ければいいというものではありません。

同じ地域、購入時期も同じとなれば、収納を含む家の広さと購入額は比例します。

そして、それは毎月の支払いに直結しますから、ものすごく重要なことですよね。

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そこで今回は、自分に合ったマイホームの広さの方程式について書いていこうと思います。

 

子ども部屋が将来「物置部屋」になる!? 子ども部屋は一人当たり6平米で十分!

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筆者が様々な家を見ていて一番多い事例が子どもが独立した後に「開かずの間」ができることです。

その部屋は、子どもが独立した後には、ほとんどの場合ドアを開けることのない「物置部屋」になります。

子どもが2人いれば6畳×2部屋の物置部屋ができてしまうんです。

そして物置部屋は、どんどん使わないモノが溜まっていき、すぐに開かずの間になります。

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例えば筆者の考える理想的な住まいは、個人スペースは最小限でよくて、家族が集まれる団欒スペースが重要と考えます。

個人のスペースは、寝られるスペースと机が一つ置ければ十分で、それ以外は団欒スペースがあれば良いという考え方です。

そうなると個人のスペースは、一般的に子どもの数×6平米(3m×2m)で十分です。

2人の子どもがいる場合は12平米ですから7畳程度があれば十分ということになります。

でも収納は……?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

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家族全員分の収納は一緒のクローゼット部屋があれば十分で、このクローゼット部屋は将来的にも不要となりません。

しかし、クローゼットに入る分だけしかモノを増やさない(増やせない)とすることが重要です。

モノが置けるスペースがあると、ついつい不要なモノでもとっておくようになります。

モノを手放せない人は、モノを置けるだけ置いてしまうんです。

広くても狭くても関係ないんですね。

今度は兄弟姉妹でもプライベートな空間が必要では……?という方もいるかも知れません。

しかし、ディアウォールなど使うことで、3万円もあれば天井までの壁を傷をつけずに作ることができますから、個別の部屋はなくともそれほど問題ではありません。

 

30年で1,000万円以上も無駄に払っている!?

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考え方の原則は子どもが独立した後の必要スペースが基本となります。

これに子どもの性別や歳の差を考慮してスペースを足しますが、子どものプライベートな空間は最小限にするのがオススメです。

多くの場合、お子様が独立するまでの年月は15年程度ですから、30年住むとしても半分は夫婦だけの生活に必要なスペース以外は、購入費+利子(ローン)+固定資産税の無駄になります。

前述のケースなら、夫婦の部屋、子どもの数の部屋と人数分作るよりも部屋数は2部屋削減できます。

部屋が多ければ壁や廊下が必要になるので実際はもっと削減できることになります。

例えば100平米の家を4,000万円で購入したと考えると、最低22平米が無駄な空間ということになります。

その割合で考えると880万円(購入費)+140万円(年利1%で30年間の金利で算出)+年間数万円(固定資産税)の無駄ということになります。

つまり、30年間で1,000万円以上も無駄にしているということになります。

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いかがですか?

子どもが家にいる15年間程度のために上記のお金をかけるなら、別のことにかけてあげた方が良いという考え方は十分に検討の余地があると思いませんか?

一生に一度の買い物ですから、何にお金をかけるのがいいか、ぜひ将来を見据えてマイホーム購入を検討してみてください。