寝室の床を畳xカーペットの両方を使い、LDKの床はホワイトのフローリングにすることにしました。
夫は、寝室もフローリングだろう!という考えだったらしいですが、私はホッとする床がいいと主張した結果、畳の回りにカーペットを敷くという部屋の床材が決まりました。
最近のマンションの床は、すべてがフローリングというのも珍しくないそうですね。
フローリングの方が手入れも簡単だし、掃除も楽ですしね。でもやっぱりちょっとさみしいです。
畳は思っていた以上に高機能。寝室におすすめです
やっぱり畳はホッとする。我が家の寝室には畳を採用することにしました。
理由は主にふたつです。
大型家具のベッドを置きたくなかったのと、子どもに畳を知らずに大人になって欲しくなかったからです。
足触りも気持ちいいし、表替えをしたら「い草」のいい香りにも癒されます。
防音効果もあるし、湿気のコントロールもしてくれます。
それに何よりゴロゴロできますし、畳ってやっぱりいいですよ。
ということで、畳は元オーナーが和室で使っていたものを表替えをして再利用することになりました。
カーペットの海に畳の島を浮かべる!?
寝室にはウォークスルークローゼットも設けたのですが、それを含めると20畳ほどの広さになります。
しかし、畳は3分の1にも満たない6畳分しかありません。
しかも私は畳だけじゃなくて、カーペットの部屋も欲しいとわがままを言ってました。
半分は畳にして、半分はカーペットの部屋にしよう! と提案しましたが、夫が却下。
その代わりに素敵な案を出してくれました。それは畳の島を作るというものです。
周りはぐるりとカーペットの海にして、クローゼット部分もカーペットにしました。
畳とカーペットの境目には木製のフレームを埋め込んでいます。
フレームは少し段差があって、畳部分が少し高くなっています。
あら! 和室のような洋室のような、なんだか面白い部屋になりました。
やっぱり柔らかい床はいいもんだな、と今回のリノベーションで実感しています。
もし、次に新たなリノベーションをする機会があれば、私は間違いなくフローリングなしの部屋を作ると思います。
それくらい、いいです! 畳とカーペットの部屋って!
サニタリーの床は色選びに失敗…
写真の右がリビングダイニングで、左がサニタリーの床です。
実は色選びに失敗しています。
素材違いのホワイトを選んだので、このビミョーな色の違いが逆に気持ち悪い。
サニタリーはメリハリをつけたくてナチュラルにしたかったのですが……。
実は、床選びの時にちょうど夫と喧嘩中でして、意思疎通が十分にできずにいました。
夫が色の提案をしたときに、私が適当に返答したのでしょう。
出来上がってみると、サニタリーもホワイトになっていたのでびっくりしました。
でも後の祭り……。
サニタリーでは髪を乾かしたりブラッシングしたりするので髪の毛が落ちやすいのですが、床が白だと毛髪がすっごく目立つんですよね! これは失敗です。
でも住んでみると、かえって清潔感があって良い雰囲気で気に入ってます。
しかしやっぱりサニタリーの床に淡い色はお勧めしません。
でも素材はとても面白いものでした。
その素材というのが、表層に天然木を使用した「タイル」なんです。
元々のサニタリーの床はビニル床。
そのビニル床にそのまま接着剤で貼ることも可能なんですよ。
ビニル床を剥がす手間もなく、コストパフォーマンスも良しで言うことなし。
うちは床レベルを合わせるため、元々のビニル床材をはがしてから貼っています。
タイルの厚さは、なんと3ミリ以下。
でも見た目は普通のフローリングと変わりません!
モルタルの床で、プライベートと一線を画す
最後は夫の仕事部屋です。
私は「フローリングにしなよ」とアドバイスしたのですが、かっこいい事務所スペースを目指したかったのかモルタルにしました。
夫の部屋は北側で直射日光は一切入りません。
隣の白いマンションの反射光で、明るさはありますが冬はとても寒いだろうと容易に想像できました。
結果、冬はとても寒いです。
モルタルから冷気がさささーと登ってくる感じです。
もちろんお客様がいらっしゃる時は、エアコンフル稼働で温かい部屋にしますけどね。
でもおかげでミニマルな空間になって、住空間とは一線を画すという意味でも良いチョイスだったと思います。
いかがでしたか?
生活シーンによって違う表情の床を選ぶと、暮らしも豊かになりますね。