お宅拝見

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築7年のマンションを子ども達がのびのび遊べる家にリノベ

Tさん邸

Tさんは長男が小学校へ上がるタイミングで、専有面積 80.60平米の千葉県にある中古マンションを購入しました。購入時は築7年(平成21年築)の築浅物件でしたが、工事費1,300万円(税・設計料込み、施主支給品は含まず)でフルリノベーションを行いました。
そのままでも十分に住める状態でしたが「自分たちの好きなものだけを取り入れた空間をつくりたかった」と言います。キッチンもIKEAのキャビネットをベースに、水栓やコンロにも好みを反映しています。

あえて設けた余白で「これから」を楽しんでいく

Tさん邸

もともとインテリアが好きな妻は、リノベーションに備え、イメージ写真のスクラップブックをつくっていたほどでした。プロデュース・設計を行ったEcoDecoも、夫妻のイメージを忠実にかなえることを第一にしたそうです。でき上がったのは白をベースとしつつ、コンクリートの躯体現しやモルタルの床でインダストリア感もプラスされた大空間です。
「あえて、やりすぎないようにしました。長く住むのだから、余白があればそのときどきでどうにでもできるし、飽きもこないと思って」と妻。
しかも居住スペースの約半分を占めるLDKは、奥の大開口に向かって視界が広がるため、面積以上の広さを感じます。

Tさん邸

そして、大開口の折り戸を開ければ、LDKと広いバルコニー(16.20平米)が一体化します。バルコニーは板張りになっていて、LDKにも同じ板幅のフローリングを使うことで、さらに一体感が得られるようになっています。

Tさん邸

リビングの床は素足に心地よいソープフィニッシュ仕上げ。裸足で走り回る子ども達にも安心です。

Tさん邸

LDKの寝室側はキッズスペースで、造り付けカウンターは子どものお絵描きや宿題スペースになっています。天井はもともと通常よりも高いつくりでしたが、躯体表しにしたことで天井高2.8mに。天井から吊り下げたロープは、子どもたちに大人気です。

寝ている子ども達を起こさずに帰宅する秘策とは?

Tさん邸

Tさんのお宅は、動線計画が細かく練られているのも特徴的です。例えば、以前の住まいでは、夜遅く帰宅する夫が就寝中の家族に気を使っていたそう。
そこで新居では、玄関から寝室付近を通らずに、着替え→手洗い→入浴→食事が可能になる動線をつくり上げました。

Tさん邸

玄関からウォークスルークローゼットを抜けると洗面スペースがあり、そのままLDKへと向かえるのです。また、洗面台の向かい側に設置されたキャビネットの上は、妻のメイクスペースでもあり、洗濯物をたたむなど作業台としても使えるようになっています。洗濯機とクローゼットの間に位置しているため、洗濯する→たたむ→片付けるという家事動線もスムーズです。

家族の変化とともに手を加えて成長していく家に

Tさん邸

玄関側のクロゼットには、大型のスチール棚を置いて生活雑貨などを収納しています。カーテンで隠すこともできますが、入れたいもののサイズから必要なスペースを計算したため、すっきりと見えます。
床は、玄関からクローゼット、水回りまでモルタルで仕上げになっていて、夫のお気に入りでもあります。そのお気に入りの空間に靴用の棚をつくったのは、夫自身です。

Tさん邸

妻は、床の仕上げやトイレのドアの塗装などを担当しました。夫妻はこれまでDIY経験はありませんでしたが、まだまだ続けていきたいそうです。

Tさん邸

寝室はいずれ中央で仕切り、子ども室2部屋に変更する予定なので、シンプルなつくりにしています。

Tさん邸

ただ、寝室を子ども室に変更した場合、奥側の部屋には窓が取れません。そこで上部に、採光のためのガラスを入れることにしたそうです。
「今後も、子どもの成長とともに少しずつ変えていけたら」と夫妻は話してくれました。

プロデュース・設計 EcoDeco
撮影:遠藤宏
※情報は「リライフプラスvol.26」取材時のものです

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