非常用持出袋には「リュック」が一番!な理由【トノエル防災研究室】

長女(5歳)と長男(3歳)の子育てを、平日はほぼワンオペで行っている、

整理収納アドバイザーのトノエルです。

この連載では、防災の専門家ではない主婦が、家族を守るために考えた、もしもの備えをご紹介します。

この備えを構築したのは2年前。子どもが成長し、引越しをした現在も、年に2回見直ししているので、その状況も合わせてご紹介していきます。

前回は、非常袋のもう一つの収納場所、車用の非常用持出袋についてご紹介しました。

今回は、非常用持出袋の中に入れる32アイテムをリュックに入れるとどのくらいの重さになったのかと、その収納場所をご紹介します。

あなたのお家の、非常時の備えはどうされていますか?

もしものときのために備えておかないといけないとは思いつつ、まだ何もできていないという方に、こんな一例もあるよと参考にしてもらえるとうれしいです。

非常持出袋

 

わが家の「非常用持出袋」の中身は、全部で32アイテムに!

これまでの連載でご紹介したアイテムはこちらです。

改めて32アイテムを一挙にご紹介いたします。

非常持出袋のアイテム8点

(1)水2L
(2)親族の連絡先一覧と家族写真のカード
(3)息子の常備薬と薬の名前
(4)おむつ×4枚
(5)おしりふき
(6)アルコール除菌シート
(7) 子どもの着替え一式×2名分・大人の下着×2名分
(8)タオル×4枚

非常持出袋のアイテム8点

(9)新聞1部
(10)お金(小銭も)
(11)大きいポリ袋×4枚
(12)高密度ポリエチレン袋×10枚
(13)クッション付きレジャーシート
(14)ナプキン×2枚
(15)油性ペン
(16)おりがみ

非常持出袋のアイテム8点

(17)サバイバルナイフ
(18)布ガムテープ
(19)笛(IDカード入り)
(20)マスク×2
(21)ゴム軍手
(22)トイレットペーパー
(23)レインコート大人×2着・子ども×2着
(24)アルミブランケット×4枚

非常持出袋のアイテム8点

(25)手回しライト・ラジオ・スマホ充電器
(26)ホッカイロ×4枚
(27)ライター
(28)えいようかん
(29)味付アルファ米×5袋
(30)紙コップ
(31)食品用ラップフィルム
(32)歯ブラシ×4本

 

全部入る!? 32アイテムを「リュック」に入れてみました。

使用するバッグは、日本のアウトドア総合メーカー「mont-bell(モンベル)」のオリジナルブランド「ZERO POINT(ゼロポイント)」のデイバッグ。

アウトドアブランドのバッグなだけあって、バッグ自体は軽くて強く、背負い心地もいいです。

20年近く前に購入して数年使用した後、しばらく使っていなかったモノで、数年前から非常用持出袋として使用しています。

つまり、家で余っていたリュックです。

全部入る?と多少不安になりましたが、大丈夫でした。重さを計ると6.6kg。

背負うとそんなに重さを感じず、楽々と歩くことができました。

マンションの階段

taka / PIXTA(ピクスタ)

念のために、家族で避難訓練をしたときに、この非常用持出袋を背負って階段を100段弱降りてみましたが、筋力の低下が悩みの筆者でも大丈夫でした。

 

非常時にサッと持ち出せる?ふだん邪魔にならない?非常用持出袋の収納法

リュック

すぐにでも命に関わるような「超緊急避難」のときには、もちろん取るものも取らず逃げる所存ですが。

この非常持出袋を背負って逃げるのは、自宅外のほうが安全そうなので、自宅にいられなくはないけど非難する」という状況です。

それでもいざというときに簡単に持ち出せないのなら、それはないのと同じこと。

 

  • 家から逃げ出すときにサッと持ち出せる場所→マンション住まいの筆者の場合は、玄関まわりに置いておくのがいい!
  • 日常生活の邪魔になりにくい場所→いくら非常時に持ち出しやすいからといって、玄関に出しっぱなしにしておくのは邪魔になる。

ということで、非常用持出袋の収納場所を考えてみました。

筆者が2年前に住んでいた家は、残念ながら靴箱が小さくて非常用持出袋を収めることができませんでした。

そこで玄関からすぐの、廊下の物置スペースに置いていました。

玄関の収納棚

現在の住まいは、玄関の扉の左右に収納があって、スペースに余裕があります。

玄関

向かって右の収納は、廊下側からは扉を開けてモノの出し入れがしにくのが難点。

玄関

そこで、おもに外出するタイミングで取り出すモノを入れています。

収納棚

非常用持出袋はこの収納の一番下の段に。非常時にも靴を履いた後にサッと取り出せる位置です。

自転車用のヘルメットも同じ棚にいれているので、非常時にもサッと被ることができればと思っています。

 

いかがでしたか?

今回は、非常持出32アイテムをリュックに入れるとどのくらいの重さになったのかと、その収納場所をご紹介しました。

次回は、非常用持出袋の中身の番外編、かさばるアレを小さく持ち運ぶ方法をご紹介します。

丁寧な暮らしに憧れがあっても。まず大切なのは、家族と自分の命。

日々の暮らしと、防災、どちらかに偏ることなく、ほどよいバランスを見つけていきたいですね。

このシリーズが、あなたの家のもしもの備えについて考えるきっかけや、ヒントにしてもらえるとうれしいです。

「丁寧っぽい暮らし」をめざす、トノエルでした。

 


これまでの記事をよむ 「トノエル防災研究室」

・序章 「もしもの備え、一緒に考えてみませんか?」
・CASE1:超緊急避難 「3つに分けた「もしも」の場面とは?」
・CASE1:超緊急避難 「マンション火災、土砂崩れ…。「超緊急避難」ってなに?」
・CASE1:超緊急避難 超緊急避難のときに持つ「非常持出し袋」に入れるモノとは?
・CASE1:超緊急避難 いつものバッグ」に入れている「こどもポーチ」と「おでかけポーチ」って?
・CASE1:超緊急避難 「いつものバッグ」の置き場所は普段も緊急時も同じ」
・CASE2:緊急避難 「「緊急避難」=非常時の対策って考えてますか?」
・CASE2:緊急避難 「非常持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その1」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋を車にも置くべき理由って?」