お店みたいなインテリアにしたい!プロが教える、垢抜けポイント「セカンドインパクト」って?
ステキなお店のインテリアって、垢抜けていて、とってもオシャレだと思いませんか?
自宅でもマネしたいのに、どうやったらお店のようなインテリアになるのか分からない……なんてこともあると思います。
そこで今回は、ステキなお店のインテリアみたいになれる「セカンドインパクト」という技法をご紹介しましょう。
■「インパクトポイント」で印象に残る内装に
店舗内装では、お客様の印象に残る様に“インパクトポイント”をいくつか作ります。
(お店側のサービスはともかく)内装の話だけで比較すると、のっぺりとした内装よりも、印象に残る内装の方が記憶に残り、リピートされやすくなります。
壁の1面だけを、他と違うデザインにする手法を「ファーストインパクト」としましょう。
間接照明や飾り棚などで、「セカンド」「サード」……と、次々とインパクトポイント作っていきます。

これはインパクトポイントを間違えている例 / 张扬店内 by vinwong flickr
しかしバランスを間違えれば、ただの居心地の悪い空間になってしまいます。
■柱や梁をカスタマイズして「セカンドインパクト」を実践しよう!
住宅内装でも、今や「ファーストインパクト」はみんなが取り入れているオーソドックスな手法です。
ワンランク上のおしゃれな空間を目指すなら、「セカンドインパクト」が必要です!
その1番簡単な方法は、柱や梁を違うデザインにする事です。
ビジュアルで見た方が解りやすいので、実例を紹介しましょう。
たとえば、上の写真は、壁1面を色違いのクロスにする「ファーストインパクト」の他に、写真右側の柱にデザインパネルを貼って「セカンドインパクト」としています。
柱は何もしないと、空間的にはただ邪魔な存在ですよね……。
しかし、面積が少ないので、色柄を変えて「セカンドインパクト」として利用しやすい最適な場所です。
■バランスを意識して、インテリアを楽しもう!
上の写真は、壁1面を色違いのクロスにする「ファーストインパクト」の他に、梁にフローリング板を貼って「セカンドインパクト」としています。
さらにデザイナーズシャワーや荒々しい木目の収納棚で、より「インパクトポイント」を増やしています。
アイテムが多いため、ゴチャゴチャした居心地の悪い空間にならないように気をつけてデザインしました。
色味を統一するなど、空間全体のバランスを意識して「インパクトポイント」を増やしています。
「セカンド」「サード」とインパクトポイント増やすと、お店のような垢抜けたステキなインテリアを楽しむことができますよ。
バランス感覚が難しいですが、ぜひ試してみてほしいと思います。