連載
トノエル防災研究室

自宅避難用の非常食と水、日用品はクローゼットに置くのが正解!な理由【トノエル防災研究室】

長女(5歳)と長男(3歳)の子育てを、平日はほぼワンオペで行っている、整理収納アドバイザーのトノエルです。

この連載では、防災の専門家ではない主婦が、家族を守るために考えた、もしもの備えをご紹介します。

この備えを構築したのは2年前。子どもが成長し、引越しをした現在も、年に2回見直ししているので、その状況も合わせてご紹介していきます。

前回は、水道・ガス・電気がストップする災害時に役立つ調理法「パッククッキング」をご紹介しました。

ペットボトル

sai088 / PIXTA(ピクスタ)

今回は、自宅避難のための非常食や水、トイレ用品などの保管場所と、災害時にも役立つ消耗品の管理方法についてご紹介します。

あなたのお家の、非常時の備えはどうされていますか?

もしものときのために備えておかないといけないとは思いつつ、まだ何もできていないという方に、こんな一例もあるよと参考にしてもらえるとうれしいです。

 

自宅避難用の非常食、水、トイレ用品は「クローゼット」に置くのが正解!

スーパーマーケット

tkc-taka / PIXTA(ピクスタ)

災害時になると、水道・ガス・電気などのライフラインは断絶し、スーパーやコンビニには長蛇の列。

だけど一応、家の中はそこそこ安全で命の危険はなく、生活ができる。

そんなときに使うのは、自宅避難用の非常食や水、トイレ用品など。

防災の達人や賢者の方々のブログを参考にして、こういった備蓄品の収納場所を決めました。

非常食 ウォークインクローゼット

2年前に住んでいた家では、普段はあまり使わないウォークインクローゼットに置いていました。

現在の住まいでも、普段は立ち入らないゲストルーム(という名の何も置いていない部屋)のクローゼットにしまっています。

そう、在宅避難の備蓄品は、キッチンじゃなくてOK!

多少取り出しにくい、押し入れの奥のほうとか、倉庫の中とか、そういうところでも構わないらしいのです。

なぜなら、その備蓄品が取り出せないくらい家の中がぐっちゃぐっちゃで危険な状態なら、一目散に避難所に逃げ込んでいるから。

だけど、あまりに収納の奥底にしまい込むと、年に2回の見直しすら、面倒くさくなりそうなので。

普段の生活の動線上にはないけれど、子どもでも自由に出入りできる場所に置いておくことにしました。

 

普段使いも、災害時も。生活用品の保管場所は一か所に決める!

トイレットペーパー

Graphs / PIXTA(ピクスタ)

普段から必需品で非常時にも役立つものといえば、トイレットペーパーやウエットティッシュやおむつなどが挙げられます。

非常食のローリングストックはあきらめた筆者ですが、生活用品はローリングストックでやっています。

生活用品の適正量について、ポイントは2つ。

 

ポイント1.「残り1週間分になったところで新しいモノを買う」など、発注点を決めておくこと。

非常時の備蓄は最低3日分、できれば1週間分といわれています。

わが家では、1週間あたりの使用量をやんわり把握しているので、残り1週間分になった頃に新しいモノを買ってくるようにしています。

参考までに、以下が、わが家(夫婦と幼児2人)の1週間の使用量です。

  • トイレットペーパー 90巻×3.3個
  • ウエットティッシュ 80枚×1.4個
  • 箱ティッシュ 1箱
  • おむつ 28枚(長男が1歳半のときの使用量。現在は夜だけおむつなので7枚です)

開封日をメモしておけば、だいたいの使用量がわかります。

 

ポイント2. 置き場所を一か所に決めておくこと。

以前の住まいでも、今の住まいでも、廊下にある収納の棚の一部を生活用品の収納スペースにしています。

置き場所を決めておくことで、在庫管理もしやすくなり、無駄買いを防ぐこともできます。

 

いかがでしたか?

今回は、自宅避難のための非常食や水、トイレ用品などの保管場所と、災害時にも役立つ消耗品の管理方法についてご紹介しました。

次回は、いよいよ最終回。

もしものときも、普段のときも、使えるモノのご紹介をします。

丁寧な暮らしに憧れがあっても。まず大切なのは、家族と自分の命。

日々の暮らしと、防災、どちらかに偏ることなく、ほどよいバランスを見つけていきたいですね。

このシリーズが、あなたの家のもしもの備えについて考えるきっかけや、ヒントにしてもらえるとうれしいです。

「丁寧っぽい暮らし」をめざす、トノエルでした。

 


これまでの記事をよむ 「トノエル防災研究室」

・序章 「もしもの備え、一緒に考えてみませんか?」
・CASE1:超緊急避難 「3つに分けた「もしも」の場面とは?」
・CASE1:超緊急避難 「マンション火災、土砂崩れ…。「超緊急避難」ってなに?」
・CASE1:超緊急避難 超緊急避難のときに持つ「非常持出し袋」に入れるモノとは?
・CASE1:超緊急避難 いつものバッグ」に入れている「こどもポーチ」と「おでかけポーチ」って?
・CASE1:超緊急避難 「いつものバッグ」の置き場所は普段も緊急時も同じ」
・CASE2:緊急避難 「「緊急避難」=非常時の対策って考えてますか?」
・CASE2:緊急避難 「非常持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その1」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋を車にも置くべき理由って?」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋には「リュック」が一番!な理由」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その2」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その3」
・CASE2:緊急避難 「非常用持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その4」
・CASE2:緊急避難 「「布ガムテープ」「トイレットペーパー」をコンパクトにする方法」
・CASE3:在宅避難 「災害時に「在宅避難」する場合に必要なことって?」
・CASE3:在宅避難 「政府推奨の「ローリングストック」よりも凄い食糧備蓄法」
・CASE3:在宅避難 「「非常食」は朝・昼・夜で別メニューしたほうがいい理由」
・CASE3:在宅避難 「家族4人分の「非常食」に年間12,500円は高い?安い?」
・CASE3:在宅避難 「ライフラインが止まっても調理OKな「パッククッキング」って?」