防災

森 麻紀森 麻紀

非常用ライトを寝室、脱衣所、リビングに。停電時の子どもの不安もケアしてあげて

非常用ライト3つ

いつ起こるか分からない地震や風水害。停電したときのために、懐中電灯は準備している人は多いと思います。ただ、その懐中電灯を手にするまでの間の明かりは確保できていますか?

ライフオーガナイザーで防災備蓄収納2級プランナーの資格を持つ森麻紀さんは「いつ起こるかわからないからこそ、シチュエーション別に明かりの確保について考えることも必要」と言います。

停電時、ここにあって欲しい場所は寝室、脱衣所、リビングの3か所。設置場所とおすすめの非常用ライトも紹介してもらいました。

寝室には、揺れを感知したら点灯するライト「ピオマ ここだよライトS」

昼間の明るい時間帯に起きる地震と、夜間の消灯時の地震。筆者が怖いと感じるのは、断然「夜・暗いとき」の地震です。だからこそ、ライトは必須。

もし寝ている最中に地震で目が覚めたとしたら?目が暗さに慣れているかもしれませんが、それでも、寝室から出るときに、モノが散乱しているかもしれない足元は、暗いとかなり危険です。今から寝ようと電気を消してまもないタイミングであれば、部屋の中は真っ暗…。そういった状況での大地震は想像しただけで恐ろしいものです。

非常用ライト「ピオマ ここだよライトS」

筆者宅の寝室の出入り口近くには、大きな揺れ(震度4相当以上)を感知したら点灯してくれる非常用ライト「ピオマ ここだよライトS」があります。

こちらは停電したときにも自動で点灯。コンセントから外せば携帯灯としても使えます。しかも充電式なので、コンセントに差しておけば、電池切れの心配もなく安心!(ニッケル水素充電池の寿命は約3年なので、定期的に確認・買い替えの必要はあります)。

廊下を照らしてくれる非常用ライト
ちなみにこのライト、寝室のドアを開ければ廊下の真正面にあることになるので、廊下も照らしてくれます。設置する場所はとても重要なので、夜間に一度、ご自身のお宅の状況を確認してみてください。

脱衣所には、停電したら点灯する「スマイルキッズ 停電灯 ふくろう型 」

夜の入浴時に停電することも想定して脱衣所に非常用ライトを設置

実は、夜の地震で停電になってしまった場合、一番困るなと感じたのがお風呂でした。今は浴室に窓があるので、夜でも天気がよければ多少の月あかりは入ってきます。

しかし、以前住んでいた家では浴室にも脱衣所にも窓がありませんでした。この場合、ドアも閉めている状況なので、停電したら真っ暗になってしまう場所。急いで避難するような状況でも、着替えをするための最低限の明かりは必要です。

停電時に自動点灯してくれる「スマイルキッズ 停電灯 ふくろう型 ATD-100」

浴室や脱衣所に人がいるときは、電気がついている状況なので、寝室のように“揺れたら点灯”という機能はなくても大丈夫。でも万が一、暗くなったら困るので、停電時に自動点灯してくれる「スマイルキッズ 停電灯 ふくろう型 ATD-100」をコンセントにスタンバイさせています。

同じ機能を持つ商品はほかにもありますが、これを選んだ理由は、子どもにも親しみやすいデザインだからです。こちらも、コンセントから外せば懐中電灯代わりに。5年前に購入して一度、内蔵電池が切れたため、同じものを買い替えました。

リビングには差し込み口も増える「TOPLANDライト付きコンセントタップ」

停電時はライトとしても使用できる「TOPLANDライト付きコンセントタップ」
リビングはコンセントを使う機会が多い場所なので、できるだけコンセントが常に埋まっている状態は避けたいもの。そこでリビングには、普段はコンセントタップとして、停電時はライトとしても使用できる「TOPLANDライト付きコンセントタップ」という商品を選びました。

コンセント差し込み口が3個ついているので、何もない状態よりなんと2個増えています。こちらも停電時に点灯するので、いざという時に懐中電灯が見つからない!という心配もありません。

どのライトも、いざという時に無くならない、探さなくていい懐中電灯にもなるものです。筆者は使用していない機能ですが、普段の生活ではフットライトとしても使えます。

停電時は足元を照らしてくれる「TOPLANDライト付きコンセントタップ」

こちらが本来の向きのようですが、筆者は停電のときにリビングを少しでも明るく照らしてほしいので、ライトを上にしています。これをつけてから一度だけ、停電したことがあります。暗くなった瞬間に点くので、とても安心感がありました。

暗いところでは、何が落ちているか分かりません。災害時にケガをして、身動きが取れなくなったら大変です。
子どもの恐怖心を少しでも取り除くためにも、ぜひ非常用ライトを設置して明かりを確保してください。

●教えてくれた人/森 麻紀さん
名古屋市在住のライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザーの資格も持つ。「自分にちょうどいい片づけ方」を実践しつつ、片付けに悩む人へのサポートを行う。Webメディアなどで片付けに関する執筆も